年末の日記にも書いたんだけど、冬の京都の「そうだ京都行こう」が知恩院。
泊まる場所から近いように思えたんで、さっそくお出かけ。
ポスターにある山門の写真を真似て、一枚俺も…って考えていたんだけれど
行ってみれば「雪のため、階段が危険なので、本日、山門は閉鎖しております。」とのこと。
聞いてないよう~。(言ってない。)
でもって、迂廻路に回ってみれば、「本日、拝観時間を過ぎました。立ち入り禁止」の看板が。
なんてこったい。
でも、そんな看板には目もくれず、颯爽と立ち入っていく観光客の皆様方。
あーん、なんて心強い。
ここまで来させて(別に来いと言ってない)おいて、門前払いなんて、誰が認めるか。
だよね。だよね。赤信号みんなで渡れば怖くない。ってもんだいね。
足早に境内に入り込み、足早にお堂に潜り込み、ちゃっちゃと初詣。
「個人的な家内安全、個人的な商売繁盛、個人的な万願成就」を声高く(声はあげてない)願い、
ついでに、「世界平和」も、ちょっとだけ願っておいた。
今年は穏やかな平和な年になるといいね~。
せちがらい世の中だし、不条理な事件がいっぱい起こっていたような気もするし
人間なんてららららららら~って歌いたくなるような気もするし。
売店でお線香でも買おうと店の入り口にたどり着いた途端、「閉店」の立て看板が目の前に突き出され
警備員の兄さんが「閉店時間です」とのこと。
わう。残念。そっか、もうそんな時間か。
時計を見ると5時。
ありゃ、うだうだしていると暗くなっちゃうよ。
既に夕暮れ時。しんしんと寒さが身に染みてくる。
ここから行けるところって…円山公園から八坂神社あたりかしん?
そっち方面に歩いていくと「大谷祖廟」と大きく書かれたお寺?の入り口に気がつき
考えてみれば、毎年、この前を通過しているのに、お参りしたことがない。
何があるんだろう。
参道の入り口の露天商の花屋はしきりに「上に行くと花は売ってないよ」と叫んでいる。
参道を歩き、大谷祖廟の中にお参り。
そんなに大きくない寺内。
あちこちに赤い椿が雪を抱えていて、あら、きれい。
でも、なんで花を売っていたのかと疑問に思い、周囲も見回すと、看板の「→」に気がついた。
きっと何やら目的のものが「→」にあるにちがいない。
「→」に従って、そっちに登っていくと、こじんまりした建物がたくさんの花をお供えされていた。
おー、これか~。
誰かを祀っているんだろうが、花がいっぱい。
なんだかお参りに来ている方々の、篤い信仰心が感じられて、妙にほっとしたりして。
ここでもさっそく、「個人的な家内安全、個人的な商売繁盛、個人的な万願成就」を声高く(声はあげてない)願い、
ついでに、「世界平和」も、ちょっとだけ願っておいた。
だってほら、願い事は、どこでも一致させておいた方が、神様も迷わないですむと思うし。
(だいたい、神様が迷うだなんてことがあるんだろうか…
って待てよ、お参りしたのは寺なんだから、神様ではなく、もしかしたら仏様?(^_^;))
「神も仏もあるものか」…って言うよりも、
「神様でも仏様でもいいから、願い事、よろしく」って、結局、そこなんだよな。
で道すがら、円山公園に立ち寄り、
春ならばさぞかし美しいであろう桜の木の枯れ果てた姿に、春を思い
沿道に立ち並ぶ出店を目で楽しんだ。
「いか焼き」「お好み焼き」「焼きそば」…etc.
最近、地元じゃ、露天ってあまり目にしなくなったからなぁ。
歩き続けてそのまま八坂神社に入り、ここでも初詣。いや、初ではないな。うん?神社は「初」か?
さっそく、ここでも例によって、「恒例ですから」と、
「個人的な家内安全、個人的な商売繁盛、個人的な万願成就」を声高く(声はあげてない)願い、
ついでに、「世界平和」も、ちょっとだけ願っておいた。
腹も減ったし、そろそろ、ホテルへ帰るとするか~。
たしかホテルのバイキングの予約は6時だっけ?