今日は朝から良い天気だ。
気分も晴れやかに、といきたいところだが、相変わらず精神状態は芳しくない。
それでも、午前中は何とかフツーに過ごし、所用を済ませてからやや遅い昼。
今日は新規開拓店。
気分がさえないと開拓精神を忘れてしまいがち。
でも、そんなことではマヂでヤバくなるので、天気も良いことだしチャレンジャーになった。
向かった先は中華料理屋だ。
昼のピークを過ぎているというのに、入店と同時に店内を見回して驚いた。
ほぼ満席なのだ。
が、客層が何とも言えない。
差別的な表現を使うことはできるだけ避けたいので、抑え目に書くが、何と言うのかなぁ、かつて経験したことのないほどクオリティーの低い客層。
それは、全員の容姿が見るからにそうだし、そこから漂う雰囲気もそうだし…。
物理的に漂う香りも煙草臭い。
どちらかといえば、中華料理屋の匂いは強烈なものなのだが、それ以上に煙草臭が漂う。
大げさかもしれないが、あえて表現するとすれば、そんな店なのだ。
店内は40人くらい収容できそうな、テーブル席と桟敷席がある。
とにかく、入店して気が動転してしまい、なぜか4人がけの桟敷席に座った。
着席してから周囲を見回すと、まだテーブル席がいくつか空いていた。
靴を脱ぐ必要がないので、テーブル席がよかったのに。
で、注文したのは
中華ランチ
ちょっと噂を聞いたので、これにしたのだが、メニューが↓
着席すると昔のネーさんがメニューを持って来た。
A群、B群それぞれから1品ずつ注文するのだが、動揺していたので適正な判断ができなかった。悔恨。
つーのも、選択したのがすぶた&八宝菜。
そうなのだ、同じとろりあんかけ系。
どうせなら、揚げ物とあんかけとか、炒め物とあんかけとか、揚げ物と炒め物などにすればメリハリがある。
しかも、このWあんかけ系だと気付いたのが、料理が出されてから。
大間抜けである。
というか、それほど精神的に不安定だったのだ。
そして、
その料理が↓
すぶた↓
なぜかピンボケ。
よく分からないが、揚げた豚肉とピーマン、ニンジン、玉ねぎ、キクラゲが入っているのが分かるだろうか。
味は、甘酸っぱい(当たり前だが)。
とにかく、濃い味で猛烈に甘酸っぱい。
コンビニの酢豚弁当よりコイ~~のだ。
八宝菜↓
これはなぜかピントが合っている。
で、具材は白菜、ニンジン、豚肉、イカ、エビ、キクラゲだったかな。
とりあえず、何とか体はなしているが、味がやはり濃い、コイ~~ノ(byかんぺいちゃん風)。
あとはご飯、ザーサイ、スープ。
ザーサイはともかく、スープもこれまた濃い味。
今日一日で一体どれほどの塩分を摂取したのだろうかと思うほど、とんでもないほどしょっぱいのだ。
しかも、ご飯の丼こそ陶器だったが、あとはプラスチック(メラミン?)の食器なので、そのチープなことといったら。
学食でももう少しましかもしれない。
ま、これで550円。
ギリギリの線だ。
で、前振りが長くなったが、ここからが今日のハイライト。
まず食べていると、続々と客が入ってくる。
遅い時間にもかかわらずだ。
そして、テーブル、桟敷席に次々と座るのだが、ほぼ全員が無言でケータイに見入る。
一人であっても、複数であっても客の多くは黙ってケータイ。
しかも、そのケータイは全員がガラケー。
スマホが誰一人としていない
さらに、あるヲヤヂの着メロ(懐かしい)が高らかに鳴ったのだが、その曲名が「地上の星」ときた。
中島みゆきのあの「風の中のすぅばるぅ~~、砂の中の銀河ぁぁ~~」という声が店内に響き渡った。
さすがに、そのヲヤヂも恥ずかしかったのか、「銀河ぁぁ~~」の部分で、慌てて電話を取っていたが
そして、さらにすごいのが、周囲約15人ほどのお客がいたが、その半数が煙草を吸うのだ。
いまどき、こんな店も珍しい
とにかく、吸うやつは猛烈に吸いまくる。
遠慮も何もあったもんじゃない。
バカ面して、食べる前だろうが、食べている最中だろうが、食べ終えた後だろうが、吸いまくりだ。
食べている最中というのが不思議かもしれないが、箸と煙草を同じ手に持ちっているのをこの目でたしかに見たんだもん。
隣席は煙草を吸わない老夫婦がいたが、その向こう側のバカ面のアンちゃんらが料理が出るまで煙草を吸い続けていた。
普通だと嫌そうな顔を見せても不思議ではないが、その老夫婦も顔色一つ変えることなく食後のコーヒーを飲んでいたし。
さらに、入店してきたリーマン2人連れは、着席するなり店員に「灰皿ない?」と聞き、その店員も「ハイハイ」と、すかさず灰皿を差し出した。
何ら抵抗もないその様を見て、ショックを受けた
少しでも抵抗する素振りを見せてくれれば、まだ「嫌煙」の可能性を感じることができたのに。
と、まぁ何とも近年まれにみる前時代的なダメ店だった
本日の天気は
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