坂折棚田から、県道を走って恵那市中心部にやってきました。
知人から、大津屋は中山道の大井宿の入り口付近にある、と聞いていました。
ピンクの線が中山道。川は阿木川、そこに大井橋が架かっています。
橋から向こうが、中山道の大井宿です。近くに車を止めて、川のこちら側から橋を渡りました。橋を渡り切ると、その先に、
「のぼり旗! 栗きんとん、と書いてある」
●大津屋
大津屋です。
中山道は手前から来て、大津屋の店先で左に曲がり、交通標識の後ろを左に伸びています。
店先に行くと、「栗粉餅」と縦に書いた張り紙。店内に入ると、
ショーケースの最上段、真ん中に置いてありました、栗粉餅。
「この店で、イチ押しのお菓子だな」
への次郎 「栗粉餅を一箱ください」
店員さん 「消費期限は、2時間ですけど…」
への次郎 「えっ !?」
我が耳を疑いました。2時間。それも賞味期限ではなく、消費期限。知人が言っていたのは、このことだったんですね。
10分ほど待って受け取って、急いで駐車場にもどり、車を走らせました。
●栗粉餅
家に着いて、さっそく開封すると、
こんな感じ。栗きんとんのソボロが、餅にたっぷりとかかっていました。
小箱にかけられていた紙、見ると、文字が。なになに、
左下に、「消費期限は2時間です」。 右下に、「本品は、生物ですから製造日時より二時間以内にお召上りください」。 「製造日時 3 9月15日 12時18分」。
重ね重ねの注意喚起です。
栗粉餅に砂糖の小袋がついていましたが、これは使わず、急いでいただきました。
やわらか~な餅の食感、ほのかな栗の甘味と香りです。
「お上品」