美濃市の古い町並みを散策に行った日、お隣の刃物の町関市で、まず腹ごしらえ。行ったのは、和食の食彩こうせんです。
事前に調べて行きましたが、場所が分からず。通り過ぎて、戻ってきて発見。
「全体が板で囲われている。これじゃ、見つけにくい」
入口に、小さい地味な看板が一つ。
お店の中に入ると、
座敷席は、個室とオープン席が半々。
カウンター席に、メニュー。本日のランチは4種類。
店員さん 「何になさいますか?」
への次郎 「お膳ランチ1つ、カレイ姿唐揚ランチ1つ」
注文後、しばらく店内をキョロキョロ。観察していたら、出てきました。
ヘの次郎のカレイ姿唐揚ランチ。限定だそうです。
前に、で~んとカレイ。頭・ヒレ・骨の唐揚げの上に、身の唐揚げとシシトウ。
食べてみると、
「身はふわっふわっ、頭や骨はカリッカリッ」
後ろは左から、茶碗蒸し、水菜と人参のごまあえ、漬物、ごま豆腐、紋甲イカの刺身。
つづいて、奥さんのお膳ランチ、出てきました。こちらは定番だそうです。
まん中に鯛と野菜のみぞれ煮、右上は鯛とマグロの刺身、左隣りは、シイタケ・大根・軟骨入りのつくねの煮物。残りの茶碗蒸し、ごまあえ、ごま豆腐、漬物は、への次郎と同じ。
最後はデザートです。
シロップのゼリーの上に、キウイ、洋ナシ、ミントがのっていました。
どのお料理も季節の食材を使い、丁寧につくられており、美味しくいただきました。
お会計は税込みで、ヘの次郎が1485円、奥さんが1375円。
会計を済ませ店内を見回すと、いつの間にか、ご婦人で半分以上の席がうまっていました。
「ランチにしては高いのに、人気だ」
「満腹、満腹」
大きく膨らんだお腹をひと撫でし、気持ちよくうだつの上がる町並みをめざしました。