への次郎が行く

カメラと地図を片手に気ままに出かけます。

関ケ原は寒かったです

2023年12月29日 | 散策

この日、名神道を西に走りました。

 

最近、結構工事をしています。走っていたら、大垣インター近くでピタッと停車。

奥さん  「見て! 雪山よ

への次郎 「あれは伊吹山。関ケ原は、あの下だよ

 

関ケ原インターの近くまで来ると、

奥さん  「近いね、伊吹山。うまく撮れたわ

への次郎 「もうすぐ着くよ、関ケ原

 

 

岐阜関ケ原古戦場記念館

まずやって来たのは、岐阜県関ケ原町にある岐阜関ケ原古戦場記念館です。

下車すると、予想通り雪風が吹いていて、ぴえぴえでした。

 

入館料は大人500円、孫は無料。館内に入ると、

西軍の将の鎧兜が展示されていて、

奥さん  「うちの親戚の島さん、島左近の末裔かしら?

への次郎 「そういえば、肖像画があったような…。どうだろう

 

 

その奥は、家康三成の鎧兜です。

 

さらに奥には、

今はこれ、欠かせませんよね。

 

写真パネルや鎧兜を見ていたら、呼び出しがありました。このあと、この施設自慢の映像(グランド・ビジョンシアター)によって、関ケ原の合戦を体験しました。

 

 

徳川家康最後陣跡

古戦場記念館から出てくると、隣に徳川家康最後陣跡がありました。

合戦が始まってから家康は桃配山から、ここへ移動してきたようです。

 

への次郎 「決戦の地は、前方の木のずっと向こうのようだね

奥さん  「左の松の下、何かありそうよ

 

来てみると、そこは、家康が敵将の首実検をした場所でした。

合掌し、決戦の地へ移動しました。

 

 

決戦地

車を走らせると、10分もかからないところにありました。

    「石田三成は、どこにいたの?

への次郎 「ほら、左の山に白いものがあるじゃない。あそこのようだね

 

 

笹尾山・石田三成陣跡

駐車場から見た笹尾山です。

左の階段から上がって行きましたが、その先はけっこう急で、長かったです。

 

息を切らし、膝はがくがく。やっとの思いで登ってくると、合戦場を一望できました。

    「家康は、どこにいたの?

への次郎 「右に森があるね。その左の木々が見えているところだね

 

奥さん  「じゃ、小早川秀秋は?

への次郎 「奥から二つ目の山、その右の方の飛び出ているところかな

奥さん  「こんないいところに陣取っていたのに…。負けたのね、三成

 

確かに。陣形といい、兵の数といい、西軍が優勢でした。もし西軍が勝っていたら、その後の歴史は、どうなっていたんでしょうね。

伊吹おろしが吹きおろす笹尾山で、しばらく合戦の地を眺めていました。