への次郎が行く

カメラと地図を片手に気ままに出かけます。

お出かけランチ にほんのうみ

2022年05月14日 | ランチ

岡崎市藤川むらさき麦を見た日、帰り道に刈谷市で遅いランチにしました。入ったのは海鮮すし食堂のにほんのうみです。こちらさん、地元テレビ局の取材が入るお店、期待できます。

 

入店したのが午後5時だからディナーですが、この日はランチを食べていなかったので、自分的にはランチにおさめました。

 

こちらさん、メニューを見て注文を決め、タブレットで注文を確定します。ところがこのタブレット、初入店の店だし、操作に手間取り、注文確定まで10分近く要してしまいました。

 

まず注文したのは、1380円の寿司・焼き魚御膳

寿しは、左上からマグロ、イカ、蒸しエビ、タイ、エンガワ。左下からハマチ、貝、生エビ、マグロのたたき、卵です。

このうち、マグロ、タイ、エンガワ、ハマチは2枚重なってのっていました。これがこの店の売りです。

焼き魚は、ホッケです。

 

つぎは、1050円の煮魚定食です。

煮魚は、小さいアカウオの半身でした。フライは、カキとホタテ。ご飯は選択できて、酢飯の三食丼にしました。のっていたのは、キュウリのしば漬け、錦糸卵にシラスです。

 

いただきま~す

 

二人で分け合って食べました。一言でいうと、寿司もある普通の定食屋さんですね。ただ、お会計に行って、びっくり。こちらさん、代金はメニューもタブレットも外税表示でした。

う~ん、割高ですね

                                        


むらさき麦を見て来ました

2022年05月12日 | 遠出

地元のテレビ局が、むらさき麦が見頃を迎えていると伝えていました。しばらくすると、収穫されるというので見に行って来ました。場所は愛知県岡崎市藤川地区です。

 

まず、道の駅・藤川宿の隣りにある岡崎市東部地域交流センターで情報を収集しました。

このセンター、「むらさきかん」というようです。

 

館内に入ると、紫色の旗のところに展示コーナーがありました。

 

この麦を使った商品も開発されているようですね。

 

これは、茎を使った麦わら細工のようです。

ここで、「藤川宿むらさき麦」と題したパンフレットをもらいました。読むと、

 

東海道の藤川宿では江戸時代から、むらさき麦が栽培されていたそうです。戦後になってからも、ほそぼそと栽培していたようですが、やがて消滅。その後、平成に入って地元有志が復活させたそうです。

パンフレットの裏に栽培場所が示されていたので、このあと、そこに向かいました。

 

 

交流センター横の歩道橋を上ると、国道1号と平行に走る農道に紫色の旗が見えました。

あのあたりのようだなぁ、麦畑は

 

農道を歩いて行くと、やがて畑一面が紫色に。

おっ! 確かに、紫色の麦だ

向こうの山の下あたりまで行き、そこから麦を見ながら引き返して来ることにしました。

 

麦畑の一番奥にやって来ました。

左奥の赤い橋のあたりから、農道を右に迂回しながらやって来ました。

 

ここで畑に下りて、麦に近づいてみると、

紫が一段と濃い!

 

青空とむらさき麦。

 

目線を上げで、パチリ。ぴょんぴょんと、バッタが跳ねているようでした。

山の上の建物は、愛知産業大学の校舎です。

 

おや?? 

こんなのもありましたよ。

品種が違うのか、まだ緑色でした。

 

でも、ほとんどの麦は、いい紫色をしていました。

 

農道の近くまで来ました。ここから農道を赤い橋の方向に帰って行きました。

 

家に帰って調べていたら、道の駅・藤川宿のレストランでは、むらさき麦を使ったメニューが用意されているとのことでした。

しまった!! 食べたかったなぁ、むらさき麦

                                         


寅さん第22作 木曽の橋②

2022年05月08日 | 寅さん

桃山橋(長野県木曽郡上松町大字荻原) 

映画】 

その後、寅さんと颷一郎はタクシーに乗って、大桑村野尻の妙覚寺から、大桑村須原の定勝寺に移動します。その途中で、もう一つの特徴的な橋を渡ります。それがこの橋です。

対岸を左方向から来たタクシーが吊り橋を渡ります。この吊り橋、少し変わった構造をしています。木曽川流域でよく見るコンクリート製の主塔で橋を支えるものではありません。鉄骨で支えています。

この吊り橋、木曽川に架けられた桃山橋で、大桑村から約10㎞北に移動した上松町にありました。

 

 

現在】 

大桑村から国道19号を北上し、上松町に入ってすぐのところに万場信号があります。その信号を木曽川方向に左折すると、

 

すぐに現れるのが桃山橋です。橋は1986年(昭和61年)に架け替えられていて、アーチ橋になっていました。

先代の吊り橋だった桃山橋は、右に見える桜の木のすぐ右側に架かっていました。ここが映画の撮影現場ですが、その根拠は、現在の橋の右側で見つかりました。右側に移動してみると、

 

現在の桃山橋より、2メートル程度落ち込んだ場所がありました。ここを確認すると、

右側にコンクリート製の擁壁があって、その向こうに支柱6本、その右に白い看板があります。左側には支柱5本があって、左手前は左に向かってカーブになっています。

映画で確認しましょう。橋を渡り切ったタクシーがここで、左方向に曲がって行きます。タクシーの右側にコンクリート製の擁壁、その向こうに支柱6本と白いガードレール、ガードレールの右側に白い看板、さらにその右に橋を支えていた3本の太いワイヤーが映っています。左側のガードレールは、橋の構造物があるため、右側より短くなっているようです。

現状は映画とほぼ一致しました。ここにあの吊り橋は架かっていたようです。

 

下におりて詳しく確認しました。

コンクリート製の擁壁の前にあったものは、白いガードレールでした。取り外されたあと、放置されたのでしょうか。

 

擁壁の向こうに支柱が6本。右側には白い看板。左側には支柱が5本。地域住民が植えたのでしょうか、レンギョウとシバザクラが咲いていました。

 

白い看板は、川の増水を警告する関西電力の看板でした。

 

コンクリート製の擁壁を川側(吊り橋側)から見ると、赤丸のところに、吊り橋を支えていたと思われる太いワイヤー1本の切断痕がありました。

 

拡大したものがこれです。

 

以上の痕跡から、撮影が行われた吊り橋は、ここに架かっていたと判断しました。

 

現在の橋を向こう側に渡ってみました。橋の真ん中で、木曽川の上流方向を撮影しました。このあたりの木曽川はかなり上流ですが、映画に映っていたように、大きな石がごろごろしていました。

 

これは、対岸で吊り橋を支えていた構造物です。

吊り橋を渡った道は、白いガードレールが見えるあたりから左側にカーブしながら県道につながっていたようです。

 

橋を渡り切って、対岸を見ました。吊り橋は現在の橋に平行に、このガードレールのところに架けられていて、右に90度カーブして県道に接続していたようです。このあたりは、現在の橋と同じ高さですから、盛土されたのでしょう。

 

橋を引き返し、今回の撮影場所を確認しました。右の道は、橋を渡ってきて万場の信号につながる県道。左の道は、地区の集会所のような建物に続く誘導路です。今回の撮影は、この誘導路でしました。

 

最後に、誘導路の後ろの一段高い畑に上り、全体を見ました。映画の中でタクシーは、吊り橋を渡ったあと、手前のガードレールの下で左に90度曲がりながら、万場の信号に向かったのでしょう。ここは、S字カーブの緩い上り坂になっていたようです。

 

では最後に、地図で位置を確認しましょう。

オレンジ線が旧桃山橋が架かっていたところで、今回の撮影場所は黄点のところです。

 

 

寅さんの第22作噂の寅次郎』が公開されたのは、1978年の冬です。映画が公開されて、すでに43年になります。映画に出てくる特徴ある木曽の2つの橋は、ともに架け替えられていて、新しい橋になっていました。橋について地域住民の証言が欲しかったため、2つの橋の近くで聞きましたが、事情を知る人はいませんでした。ただ山など周囲の景観や残された橋の構造物等の痕跡などから、2つの橋が架かっていた場所は、特定できたと考えました。

                                         


寅さん第22作 木曽の橋①

2022年05月06日 | 寅さん

寅さん第22作噂の寅次郎(1978.12公開)は、木曽が舞台の一つになりました。

静岡県奥大井を旅していた寅さんは、奥大井からの移動のバスの中で、博の父颷一郎と偶然再会。

 

そのあと二人は長野県に行き、タクシーで木曽寺巡りをします。その途中、特徴的な2つの橋を渡ります。この2つの橋を探していましたが、4月中旬にやっと見つかりました。

 

 

元橋(長野県木曽郡木曽町3690-14番地付近)

映画】 

木曽に着いた翌日、2人はタクシーに乗って寺巡りに出発します。

 

大桑村須原宿を通って、大桑村野尻にある妙覚寺に向かうとき、この橋を渡ります。

深い谷に架かった大きなトラス橋。この橋は面白い構造になっていて、トラス橋の右側はトラス構造が付けられていません。映画では、二人が乗った白いタクシーは、この橋を右から左に渡ります。

 

 

現在】 

このトラス橋は木曽川に架けられていた元橋で、大桑村から約20㎞北に移動した木曽町にありました。ただ平成10年(1998年)に橋は架け替えられていて、現在は新しい橋になっています。

 

大桑村から国道19号を北上し、道の駅木曽福島を過ぎると、交差点があります。この交差点を左折すると、現在の元橋がありました。

 

これが川下から撮った現在の元橋です。

 

この場所で映画が撮影されたという根拠は、映画に映っている背後の山です。その山を現在の元橋から撮った写真がこれです。

重なった山々と尾根、映画と一致します。橋の下は木曽川で、深い谷になっていました。

 

では、映画に映っていた先代の元橋はどこに架かっていたかというと、現在の元橋から木曽川を約100mさかのぼったところにありました。写真で確認すると、

右側の道路が国道19号線。桜の木のところで、ガードレールに沿って道が左側に続く構造になっています。左側には、ガードレールに取り付けられたパネルが並べられていました。橋は、そのパネルの左方向に架かっていたようです。

 

対岸に渡って見ると、ガードレールとパネルの下の方に、橋を支えていたコンクリート製の構造物を確認できました。先代の元橋は、向こう岸からこちらに架かっていたようです。

 

それでは、映画はどこから撮影したのでしょうか。その場所は、現在の元橋から少し上流と推測されます。しかし少し上流の国道19号付近からは、橋は見えませんでした。そこで、国道から旧中山道に入り、そこから少し上った坂道で撮影しました。その写真がこれです。

山の形がよく分かるように、松竹映画の公式サイトの映像と比べました。撮影場所はこの近くのようですが、橋の架かり方、橋の高さが違います。映画の撮影場所はもう少し、下のようです。改めて、付近を確認する必要があります。

 

では最後に、地図で位置を確認しましょう。

オレンジ線が旧元橋が架かっていたところで、今回の撮影場所は黄点のところです。旧元橋につながる道は、岡谷酸素木曽営業所の北側を迂回しながら県道20号に合流していました。

                                     つづく

                                              


のんほいパークに行きました

2022年05月02日 | 遠出

 高速道を乗り継いで、愛知県豊橋市のんほいパークにやって来ました(2022/4/30)

ここは動物園、植物園、自然史博物館に遊園地が併設された”遊んで学べる”総合公園です。しかも料金格安と聞いて、孫を連れてやってきました。

 

午前9時の開園30分後に着いたら、入口に長蛇の列。

やはり人気だ

 

ところが入園したら、スキスキ。後で分かりました、園内は広大でした。

まずは動物園ゾーンにイン。

約130種の動物が飼われていて、観察、エサやり、ふれあい体験などができます。

 

百獣の王ライオン

このライオン、ずっと寝ていましたが、感染防止を呼び掛ける広報車が来た途端、身を起し、広報車を睨みつけていました。どうも、音声が気分を害したようです。

 

よく見える、よく見える

キリンの食事を間近で観察できました。

 

起きたばかりでしょうか、このペリカン、一戸建ての中で、ずっと毛づくろいに夢中。

 

数種類の動物を観察したあと、遊園地が気になって、急いでそちらに移動。

遊園地ゾーンは、この奥のようです。

 

孫は、一目散に観覧車に走って行きました。

 

観覧車から下りると、隣のレーザーガンシューティングに挑戦。

 

その後も、つぎつぎと乗っていきました。

全部で7種類に挑戦。1日乗り放題券は、こども500円。4~5種類乗れば元が取れます。

 

このあとランチタイム。持ってきた弁当を平らげました。

 

ランチ後は、自然史ゾーンへ移動です。

移動ルートには、たくさんのキッチンカー

 

キッチンカーが並んだ新緑の並木道を先に進むと、

 

恐竜だ!

孫が叫んだ方向を見ると、森の中に実物大の恐竜模型が多数、設置されていました。

 

そこでは、ちびっ子が「警告」には目もくれず、争って恐竜に乗っていました。

 

我慢できず、ついに孫も参戦。

 

その向こうでは、ブラキオサウルスが恐竜に乗っているちびっ子を見下ろしていました。

 

野外で遊んだ後は、屋内学習です。

 

入って行くと、

たくさんの実物や模型が展示されていました。

 

のんほいパーク、楽しく遊んで学べる公園でした。

 

駐車場に出て、愛車に向かっていたら、

あれっ!

孫が指さす方向に、先ほどの恐竜。長い首が森の上に突き出ていました。

バイ、バ~イ!

 

入園料】  大人600円 小中学生100円 未就学児無料

1日乗り放題券】  大人1000円 中学生以下500円

駐車料】  普通車200円