環境経営度調査の企業ランキング
第20回環境経営度調査の企業ランキング製造業部門ではキャノンが!
日本経済新聞社は同社が実施した第20回環境経営度調査の企業ランキングで、製造業ではキヤノンが13年ぶりの首位となったと先月の1月23日発表しました。環境への配慮は自社の対策のみでは不十分として、取引先や供給網を含めて取り組む企業が上位に並びました。非製造業では、建設業で温暖化ガス排出を実質ゼロにする「ゼロ・エネルギー」型の住宅やビルの開発が増えています。
キャノンの環境CSR関係のホームページはhttp://web.canon.jp/csr/report/です。
キャノンの報告書はサステナブルレポートとして毎年報告書をだしています。
この会社は従来からのカメラとプリンター、最近では東芝から医療部門を買収し名実ともに日本を代表する企業ですが、ここの理念はステークホルダー(利害関係者)との共生です。
1年に1回はステークホルダー約100社から意見を聞き、次年度のサステナブル活動に生かしています。
このホームページを見ると製品のライフサイクル全体で取り組んでいることがよくわかります。
大会社だからできるとの意見もありますが、中小企業にもこのような考えが浸透してくるかと考えます。環境経営士の方は目を通して頂ければ幸いです。
この記事は(一社)日本経営士会発行の「環境CSRニュース」で配信した記事の一部です。
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