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SDGs17の起源 世界と日本 No16

2022-06-14 16:12:50 | SDGs・CSR・環境経営

SDGs17のゴールは人類の課題ですがそれぞれのゴールが出来た由来について考えてみます。出所は世界の現状については日本ユネスコ協会 日本の現状については項目ごとにネットなどで調べました。

この記事は環境経営士向けメルマガの記事を転用しました。環境経営のホームぺージはhttps://www.compact-eco.com  です。

ご参照いただければ幸いです

 

SDGs16

持続可能な開発に向けて平和で包摂的な社会を推進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供するとともに、あらゆるレベルにおいて効果的で責任ある包摂的な制度を構築する

 

 

日本では

日本国内においては、SDGs16に関連して「子どもに対する暴力撲滅行動計画」が策定された。関係府省庁が連携して進める計画で、その中でも優先すべき課題として、子どもへの虐待、性的搾取、いじめ、体罰を挙げている。具体的には

  • 子どもへの虐待

子どもへの虐待に関する取り組みとしては、虐待防止と早期発見が掲げられている。虐待防止の取り組みとして行われているのが、妊娠期からの検診や訪問による養育環境の把握または支援、子育て中の親子が集まれる場所の設置など。

虐待の早期発見としては、24時間対応ダイヤルの整備、虐待発見後の対応としては児童の保護や保護者の支援を進めている。

  • 性的搾取

性的搾取や性被害の防止のために、取締りの強化や矯正施設での再犯防止指導を推進している。

  • いじめ

いじめの防止策として、研修会の実施や相談体制の充実化による防止措置の徹底を行う。支援策としては精神的被害を回復する取り組みが進めている。

  • 体罰

体罰については、学校だけでなく家庭も対象として防止策が実施されている。学校での体罰防止に関しては、ガイドラインの周知やフォローアップを行う。家庭での体罰防止に関しては、体罰範囲や禁止する考えの周知や民法の懲戒権の検討が行われている。

出所:協和キリンのホームページ

 

  • 非軍事的協力による平和と繁栄への貢献と人間の安全保障の推進を基本方針として

例えば難民受入国における難民の受入能力強化支援を行う

国連難民高等弁務官事務所を通じて、難民に対する国際的保護、物的支援・自立援助、難民問題解決のための活動促進と調整、難民及び無国籍者保護のための条約の締結促進等を行う。

出所:外務省のホームページ