ヒバリさんのつれづれ日誌

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継承

2008-03-10 10:03:27 | ノンジャンル
 又、今年も三月十日を想う


 我が家の書棚に、今も1冊の本が息を潜めている

 明日、出撃する男達の写真と遺書である


 ・・・あれは、わたしが小学校の高学年の頃だったと思う


 それは図書室で見つけた一枚の白黒の写真(特攻兵)であった

 ごつごつとした腕の中に仔犬を抱き、レンズ越しから見えるその顔は

 薄笑みさえ浮かべ、毅然とした姿であった


 わたしはその姿にギモンを覚えた

 あれから、当然のように中学、高校と平和教育を受ける中で言葉を重ね

 ひとつの思恭?のような事がうまれた


 愛には哀も含まれるって事

 ・・・そして

 生かされてることに感謝するべきと心の中に永遠に懐き続けている