ヒバリさんのつれづれ日誌

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垣間見て

2013-06-02 10:11:00 | ノンジャンル
今、衛星劇場で 木下恵介監督生誕百年を記念し特番が組まれている

数ある素晴らしい作品の中、わたしは木下恵介アワー【おやじ太鼓】

を 何より心待ちにしていた

是非 今一度見たかった作品だった


ストーリーは全く記憶にないが、わたしが幼い頃の我が家では必見の番組で

同時に両親の笑顔や一つ一つの我が家の歴史が走馬灯のように甦るのです


さて番組に話しを戻すが、開始当初 (1968年)モノクロで時の流れを感じるが

テーマソングがエレキギターの全盛を彷彿させ 心が浮き立つようだ


随所に昭和の頃の家庭の風景が見られ、これが実に良いのだ


社長宅と言うお金持ちの設定だが、キッチン用品や又釜、掃除機の機種

又出演されてる皆さんのファッションが懐かしさを醸し出してる


そして何より食事のシーンでは主役の家長は上座が定位置である事に注目される



頑固一徹だが家族を一番に思う父親の姿は人情味がありホロリとさせられる


イクメンが社会的に定着しつつあるこの世を

このおやじさんが見たらどう感じるだろうか?

ふとわたしは思ってみた…



ストーリーは記憶になかったが 何故か父親の帰宅と同時に

「旦那様のお帰りです」

と ドラをガンガン鳴らす このシーンだけはハッキリと記憶に残っていたわたしは

番組を拝見しつつ 古き良き時よ永遠に!と思っている