いきなり、『1000の鎖』の紹介で???となる方も多いと思いますが(^^; 子ども達の集中する姿をご紹介。
1000の鎖は写真のように、100の鎖が10個つながったとても長い教具です。
当たり前ですが、10のビーズが100個つながっていて、そして1のビーズが・・・
そうです、大人では気の遠くなるような数を、子ども達は自ら好んで数えます。
「今日は300まで数えるぞ!」と意気込む子。1000めで数えきって満足そうにしている子。 そこには、やる気や自信、満足感が満ちあふれています。
上の写真の様に、小さい子ども達がお兄さんお姉さんのお仕事を見て、「いつかは私が・・・」と憧れの目を持つ姿も素敵です。
数の敏感期は、個人差はありますが3歳から4歳の間に出てきて、5歳後半にピークを迎えます。
このような敏感期が現実に存在する以上、大人はそれを援助する義務があります。
でも、何でもかんでも押しつけて詰め込んだりするようでは逆効果です。
モンテッソーリ教育では、日常生活の練習、感覚教育をその基礎として、無理なく
子どもが数概念を獲得して行けるように展開しています。
周りでもたくさんの子ども達が集中してお仕事をしております。