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コスモス畑から吉見百穴へ移動しますが広い畑で疲れたのでバスを使いました。バス停の近くに松山城跡が有ったので立ち寄ります。比企丘陵に築かれた平山城で、大正14年に県指定史跡となり平成20年に、菅谷館跡、杉山城跡、小倉城跡とともに比企城館跡群として国指定史跡になりました。藪をこいで登ると本曲輪や空掘などが残っており慶長6年(1601)に廃城となったそうです。城跡を抜けると右手に岩盤が穴だらけの吉見百穴が見えてきました。
吉見百穴は発見当時は住宅跡ではと云う説が有りましたがその後の調査で古墳時代の末期(6世紀末~7世紀末)に造られた横穴墓で、大正12年に国の史跡に指定されたそうです。戦争当時は軍が工場にするために洞窟を掘り中に入ると今では風化し指で触っても岩盤が砂になる程で、凝灰質砂岩と呼ばれる比較的掘削に適した岩盤だそうで、横穴の数は219基あるそうです。
吉見百穴の近くに岩室観音が有ります。お堂は寛文年間(1661~1673年)に再建したものと伝えられているそうで「比企西国三十三所観音札所」の第三番です。88体の石仏が収まっており、四国八十八箇所の霊地に建てられた本尊を模したものでここで拝することにより八十八箇所と同じ事になるとか?
ここから30分ほどで東武鉄道の東松山駅に着きましたがこの駅の外壁にはレンガが使われており田舎(ゴメンナサイ)にしては立派な駅で驚きました。
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