中学受験も、高校受験も
終盤に差し掛かって来るとよく言われるのが
「体力勝負」ですね。
私もそう思います。
そしてその「体力」はこの夏にも勝負を大きく左右するものだと
考えています。
受験学年の生徒さんはまず気持ちが受験に向く事から始まりますが
実際、行動に移すには体力が必要です。
特に、これからの時期の暑さは誰の体にも堪えますよね。
子どもたちは忙しく、朝から学校に行き、勉強や部活動、それにお稽古事など
夜まで元気120%とは行かないものです。
夜遅くまで勉強するお子さんも多くいらっしゃいますが
その効果は?
効率は?
と考えると、この時期から夏が過ぎるまでは深夜の学習は控えさせたいと
私は思います。
もし、お子さんが受験学年で生活リズムの流れから深夜しか学習する時間が無いとしたら
この機会に、その流れをせめて受験が終わるまで変えてみる事をお勧めします。
もしも「夜型だから・・・」とか「静かな夜の方が集中できる・・・」
と言う場合には、日中活動し続けるのではなく、お昼寝などをして
体力を維持して深夜学習に備えるようにして欲しいですね。
勉強には体力が必要だと言う事を忘れないで欲しいです。
今日はとても暑かったですね。太陽も照り付け、外で体育の授業や部活動をしてきた
生徒さん達は、疲れが出ていました。
疲れると、やる気が出ないのは当然ですが、私が一番問題だと思うのは
集中力の欠如です。
普段なら解ける問題、普段ならイライラしないのに
こんな日は、やろうと言う気持ちと裏腹に集中力が散漫してしまいます。
お子さんに「勉強は?」と言いたくなったらその前に
今日の体力はあとどれくらい残っているだろうと考察するのも大切ですね
受験学年なら目標に応じて体力を学習に残しておく工夫もしてみてください。
塾に来る前に15分ほど寝る習慣を付けていると、とても効率の良い授業になります。
体力の消耗の激しいこの時期は、栄養と休息を上手に取りながら
学習へのモチベーション維持をサポートしていきましょう。
!夏を制する者は受験を制す!
ご家庭からのサポートをお子さん達は必要としています。
一緒に頑張りましょう