中学になり、受験が近づいてくると気になるのが
偏差値です。
最近感じる事なのですが
学校の評価やテストの結果と「偏差値」が比例していない事が多くなっているのではないか?
ある方は
「学校のテストでは上位なのに偏差値が全く上がらないので塾に通う事にした」
ある方は
「偏差値ばかり上がって学校のテストが一向に良くならない」
教育業界に関わっていない知人と話をすると
「難しい問題が解けて、簡単な問題が解けないなんて事あるの?」
なんて聞かれたりします。
同じ単元の中で、どのレベルの学習をしているかによって
得意なテスト、苦手なテストに分けられてくるのではないかと私は考えています。
6月・・・中学になって初めて偏差値の出る塾内テストを受けた1年生さん
今まで塾に通っておらず、こうしたテストを初めて受けた生徒さん達には
衝撃があった事でしょう。
“学校のテストとは全く違う!みんなこんな難しい問題をやっていたの?!”
そう思うのは当然です。
しかし、入試はもっと難しいんですよ!
東京の高校入試の7割はこの難しいテストが選抜基準です。
残りの3割が学校からの評価・評定と言う事になりますが
その3割の中で“テストの点数”は何パーセントなのでしょう?
そうして考えた時に、入試に必要なのは
偏差値
だと思いませんか?
以前にも似たような事を書きましたが、
偏差値30→50に上げるのも50→70に上げるのも
その学習量や努力、時間に大きな差は無いでしょう。
むしろ60→70、80に上げる方が実はそうとうの努力が必要でしょう。
もし、今中学1年生で偏差値が30代になっている教科があるとしたら
この夏、必死にその教科を補強しなくては
この先飛躍させていくには困難が付きまとう事になります。
40代の教科は意識して50代まで上げる努力をしましょう。
今それが出来なくては受験学年になった時、過去問に取り組むはずの時間を
復習に当てなくてはならなくなります。
偏差値をしっかり把握して、自分の学力が今どの位置にあるか
確かめながら受験に備えたいところですね。
残念ですが、当教室では中学2年生さんの募集を一旦締め切らせていただこうと思います。
もし関心がおありでしたら、この夏期講習からご参加ください。
夏期講習終了と同時に塾内テストをし偏差値の確認をします。一緒に始めましょう!