夏休みと言えば、祖父や祖母の懐かしい顔を見に行ったり
田舎のある方は、子どもたちを自然に親しませる絶好の機会ですよね。
しかし、受験生にとっては少し意味が違います。
環境の違う場所での学習でも捗る生徒さんなら良いですが
なかなか勝手の違う環境でいつも通りの学習をするのは大変でしょう。
おそらく、持って行った課題、宿題をこなす事になりますが、
それさえままならない・・といった状況もでてくるかもしれません。
当教室の生徒さんも来週はご両親の実家で過ごされる予定の方が多いようです。
さて、せっかく時間があります。
時間がある事で、だらけてしまう性格のお子さんは、だらけないように親御さんが
しっかし後押しをしてあげてください。
やる気のある生徒さん!
時間を有効に使いましょう!
暗記をするのも良いですね。誰かに質問しなくても進める事ができますから。
もうひとつは、「考える」時間があるという事を忘れずに!
質問できる先生はいませんから、一人でじっくり問題と向き合う。考える。
実は普段はこうした時間もしっかりとれていない生徒さんが多いです。
沢山の宿題が出されているので、一つ一つの問題にじっくり向き合う事がありません。
この「じっくり考える」という作業が思考力を成長させます。
塾や学校で教わった事を、自分の物にするのはこうした過程が本来必要なのです。
自分で自分をテストする気持ちを持って取り組みましょう。
夏期講習前半に教わった事、復習した事を整理しておく事も大切です。
課題が終わったなら難しい問題にもチャレンジするといいですね。
正確さとスピードを付ける練習なども、これからのテストに役立ちます。
上手に気分転換を図りながら、でもだらけずにやるべき事をやるという気持ちを忘れずに
過ごしてほしいと思います。
東京に帰って来てからの後半戦
振り出しに戻るのか、先に進められるのかは生徒さん達次第です。
帰省中の学習が充実したものになっているか、ぜひ一緒に確認してあげてください。