東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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理解の途中で起こる事

2013-08-09 17:22:32 | 学習全般

当教室の受験生さん達は新単元学習を軸に復習学習も進めています。

 

お友達同士で、「どこまでやってる?」と確認し合っている姿も見かけます

夏期に本格的に始まったクラス授業は現在2クラスにわかれての学習となっています

クラス授業の1時間前から時間をとり、テストを実施し

過去問を解いたり、問題集を解いていますが

次第に弱点や忘れてしまっている単元が出てきます。

本人も出来ると思っていた単元も、いざテストとなると正解できない事に

本人がビックリする事もあり

今後の課題として挙げられる弱点は今ドンドン増えています(^_^;)

特に、1,2年の単元は忘れてしまっている事が多いですが

完全に忘れてしまっている場合は復習ではなく、学習やり直しとなり

時間をおいてから更に復習という形になるので、復習量は個々に分かれてきますよね

またテストを受ける姿勢も

粘る子、諦めの早い子、動揺しやすい子、タイムアウトする子

とそれぞれです。

 

理解する過程で次第に“見た事のある問題”が増えていきますが

逆に見慣れた問題には気を抜いてしまう傾向が出てきます

見慣れた問題・・・つまり基礎的な問題です。

問題の難易度によって答えられる、られない・・・が出てくるのもこの時期だと思います。

レベルを問わず解き、高得点を取れるようにするには

基礎的問題から発展問題まで一律に答える事ですから、その為には

自分の弱点を知り、その弱点に向き合うことしかないでしょう。

 

講師がとても良い事を言っていたのでご紹介しますね

「苦手から逃げたら一生追いかけられる。苦手だからこそ立ち向かい克服しなくてはいけない。

克服した時に追いかけられる事もなくなり、苦手が消えていく」

きっと自身が経験し、感じた事なのでしょうね。

 

わからない問題にぶつかった時、もしまだ習っていない単元なら仕方がありませんが

既に習っていた単元なら質問する前に、時間をかけてよくよく自分で考える必要があります。

高校入試の数学では「ひらめき」が高得点には必要でしょう。

その「ひらめき」は人から教われるものではなく、そこまでの演習量や学習量から生まれてくるものですから

質問する前に、もう少し自分で考えてみようという姿勢が今の時期必要です。

 

早いもので夏休みは3週間が消化されようとしていますね!

来週後半は教室もお休みを頂きますが、それまでに弱点を出るだけ出して

課題として受験生本人が認識して欲しいと思っています。

弱点ばかりを見させられると不安になるかもしれませんが、そこから1つずつを克服していくから

自信も度胸も付くのです。

受験はきれいごとでは受かりません。実力をしっかり見極めるには

理解の過程で起こる動揺に振り回されず、しっかり弱点克服に目を向けましょうね!!