昨日はクラス授業国語でした
志望校の難易度に合わせた過去問をそれぞれ時間を計ってのテスト
50分があっという間に過ぎて行きます
国語の授業のメインはやはり読解力です
“それ”“そこ”などの指示後が指す内容を抜き出す
筆者の考えを理解し、それに沿った自分の考えをまとめる
などなど、今まで感で解いてきた生徒さんにも難しいと感じる問題が並びます
特に、都立入試で必ず出題される
50字と200字の記述問題は生徒さん達の悩みの種でしょう
自校作成校ではさらに記述はおおくなります
自分の考えを文章にする事は確かに慣れていない人にとってはとても大変な作業です
しかし、本当に難しいのはその“お題”話の内容です。
物語からは、主人公の心情などを読み取る力が必要ですが
言葉使いが今のお子さんとはギャップがあります。
生活になじんでいる言葉使いではない為に、本質が読めていなかったり
理解になかなか至らない事もしばしばです。
なので解説をするときに、どうしても答えに辿り着かない生徒さんの場合
質問や、文章中にある「わからない言葉」を解説する事もよくあります
その言葉の意味がわからなければ、答えなど出てくるはずもない・・・
と感じるのに、わからないがゆえに一生懸命考えているんですよね
言葉がわからない、漢字が読めないなどの時は問題を考える前に
調べましょう!
解き直しの意味が半減ですからね!
入試に出てくる問題文の難しさは以前にも“非日常的文章”と書きましたが
昨日はどの学校の過去問にも“科学”に触れている事にその難しさがあると思いました。
普段、科学について私もそうですが、なかなか考える事のない生徒さん達に
科学について論じさせようとするのですから、その大変さは理解いただけるかと思います。
問題文の意味そのものを理解できていない生徒さんもいらしゃいます
答えが「おしいな」という書き方と「まったくズレテいる」事を書いている場合がありますが
どんな問題分でも、言葉の意味さえわかっていれば、答えは近づいてくるので
意味のわからない言葉はどんどん調べて、どんどん覚える努力を惜しまないで欲しいですね!!
各教科からの宿題や課題は増すばかりです。
一つ一つに毎日、コツコツと向き合ってこの夏を過ごしてくださいね。
宿題も課題も志望校への道しるべです!
その事を理解しているかいないかで、今後は別れてきますから
暑さに負けずに頑張りましょう!!