今までも、国語や英語の学習法に触れ来ましたが
今日はある先生の仰っていた言葉を引用しつつ書きたいと思います。
国語は「丸暗記」だというのです。
意外な発想だと思いますが、確かに文法は暗記でしょう。
しかし、これは学校のテストに限っては・・・と続いて行きます
学校のテスト、国語では教科書より
授業中に先生が話された内容、板書した内容とワーク
これらが重要です。
同じ教科書を使っていても、学校により出題内容が違うのは
授業中に先生が話された内容が元になって来るからですね。
学校のテストに限っては・・・と書きました。
入試は違いますので気を付けてください。
同じ文系、英語の学習も学校と入試とでは違います。
英語の場合は教科書を読みこむ、教科書の単語をパーフェクトにする。
それらが基本です。
塾で学習している単元別学習は入試対策となります
なので学校のテスト対策は学校の教材が一番と言えますね
少し矛盾している様にも思えますか?
国語の話に戻りますが
文章問題では、「言い変え」の連続だとも仰っていました
例えば
傍線部①と思ったのはなぜですか?などの質問は
文章中に同じ意味を言い変えた文章を探す作業。
「そう」思った理由と「そう」思った内容・・・その、「そう」は同じです。
近隣中学でも国語のテストはとても変わりました。
現代文では初見の長文が入り70点分
文法が30点分でしたが、今回は(中3生では)現代文で60点、文法が40点分と
文法を重視してきている事がわかりますね
これらを今までと同じ時間内に解かなくてはならないので
今まで高得点を取れていた生徒さんも辛い所でしょう。
文法は暗記です。暗記すれば半分は得点できるのではないでしょうか
しかし中学生さん達、特に上位校を目指す生徒さん達にとって
学校のテストの為の暗記や学習に時間を掛け過ぎるのは頂けないと思います
教科書は確かに基礎知識を教えてくれる大切なベースですが
覚える単語や熟語、解法そのものが学校とは違います
塾に通っているのに成績が上がらない
という話をよく聞きますが、学校の成績を上げる事が目的で通っていらっしゃるなら
その事をよくよく伝えて欲しいと思います。
そして学校から渡される資料、小テスト・定期テストの問題とお子さんの解答用紙・成績表など
これらをきちんと見せていただけなくては、的確な学習は出来ないと思っていただきたいです。
当教室で、成績、偏差値共に順調に伸びている生徒さん達は
上記の内容を率先して下さっています。
学校の成績に関して言えば
教えているのは学校の先生ですね。それを補習するのに何を教わってきたのか
何がわからなかったのか、模索する時間を省き的確にご指導する事が出来るからです。
国語から話が逸れてしまいました。
来週からはじまる中間テストにしっかり対策して頑張りたいと思います。
生徒さんたちも学校の授業をしっかり聞いて頑張りましょうね!