東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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伸びる子・伸びない子の習慣の違い

2012-05-18 11:04:22 | 学習全般
同じ学校に通い、同じ塾に通い同じクラブで頑張る同じ歳のお子さん達が

いたとします。


小学生の頃は成績など気にせず、とは言っても

どちらも80点以上を取っていた良きライバルだったとして・・・

中学生になり、いつの間にか差が開き

受験時期になって双方が受ける高校のレベルは歴然とした差がつく・・

昨日の記事に続く内容になりますが

ご家庭での対応の違いが大きなポイントになる事は事実です。

昨日は臨機応変に疲れたお子さんに対応してほしいと締めくくりましたが

今日は通塾についてです。

これまでの経験上ある特徴に気が付きます。


伸びるお子さんは規則正しく通塾します

疲れている、体調が万全ではないなど、少々の理由でお休みしません。


当教室は基本的に振替を行っているので授業の回数が減る事は無いのですが

これは回数ではなく、規則正しく脳を働かせている事なのです

“継続は力なり”という言葉がありますが、その継続の仕方にも問題があります。

ご家庭の用事や本人のやる気など、「今日はお休みして振替ればいいか」

そう考えてしまうと、「勉強はいつでもいいか」に繋がります。

振替をするのは本来“融通を効かせる”為のものではありません。


そんなに極端ではないですよ!


と思われた方も多いですよね。しかし事実です。

子どもにとって、一回の授業を真剣に受けるか?少々の理由で楽な方を選ぶか?

これは大きな違いです。

また優先順位というものをしっかりお子さんに身につけるには

親御さんが安易に規則を変えてしまうのはいかがかと思います。


上位校の場合は特にそうですね!

お子さんにとって“何かを犠牲にして勉強を優先してきた”という想いは

“合格したい”という気持ちに直結します。


今年の受験は中学受験生がメインでした。

“受験生”を目の当たりにしたある生徒さんが

「なんであんなに頑張れるの?、なんでやる気を持続できるの?」と聞いてきました。

高校受験生より中学受験生の方がはるかに勉強量は多く期間も長いです。

まだ小学6年生の生徒さんにとって辛くないはずがない、いつだってやる気に満ちている訳ないですよ

ただ、自分の好きや事や、やりたい事を犠牲にしてきた結果を「不合格」で終わらせたくない!

最終段階では、そういう気持ちが一番強く自分自身を後押ししてくれるんです。

モチベーションの話で言えば、先日「やる気はどうしたらでるの?」と聞かれましたので

「そんなものは無い」と答えました。

正しい答え方ではないかもしれませんが

やる気や気持ちなんて、そもそも関係ない無いんです。ただやるだけ!!

(若干言葉が横柄ですが・・・)

勉強を優先してやるだけです

通塾に対するそうした認識の違いが、伸びる・伸びないのターニングポイントの一つです!

修学旅行。体育祭。中間テスト!

2012-05-18 04:29:21 | 学習全般
開進第3中学校では来週に 中学3年修学旅行 体育祭

そして6月下旬に中間テスト・・・・ととても忙しいですね。


運動部ではあちこちで試合があり、それとの両立もあって

体力勝負な部分もあります。


毎日忙しく、疲れきって帰って来るお子さんを見て

どう対応しますか?


いくつかタイプ別に例をあげてみると


張り切りママタイプ・・・

帰ってきたらまずお風呂へ向かわせ

食事をさせて

宿題や今日やるべき家庭学習の内容を確認し

就寝時間までに終わるように付き添い

疲れを取らせる為に早めに就寝!



のんびりママタイプ・・・

帰ってきたら食事まで好きにさせてあげて

お風呂に入った後はお子さんの意志に任せて

「宿題くらいはやりなね」と声を掛け

疲れを取らせてあげる為に早めに就寝!



管理ママタイプ

帰ってきたら、今日のこれからの時間割を伝え

お風呂や食事も時間通り!

その間に宿題等を机の上に出しておいてあげて

学習内容も決めてあげ、決めた時間に就寝!



放任ママタイプ

帰ってきたら、疲れているのだから好きにさせてあげて

心身ともに疲れをとらせてあげる。

「早く寝なさいね」くらいは声を掛ける!


ちょっと極端かもしれませんがタイプは分かれてきます

一番多いのは「のんびりタイプママ」でしょうね。

お子さんが中学受験生の場合は「管理ママタイプ」が多いですね。


「のんびりママ」

これはお子さんにもお母さんにも一番ストレスが掛からず

穏やかに過ごせて良い雰囲気です。

若干「放任ママ」の場合はお母さんにストレスが掛かりますよね・・

「張り切り」と「管理」はお母さん自身が疲れてしまいます


さて、こうしたタイプの違いはご理解いただけたと思います。

では、このタイプの違いでお子さんにどんな影響が出るか?

大体想像はつくと思うので長くは書きませんが

「張り切り」「管理」して行くとどうしてもお子さんとの摩擦が生じてぶつかります。

それがきっかけで反抗期が始まり、ギクシャクするどころか長期戦になる可能性や

勉強嫌いになる可能性が高いので慎重にいきましょう!

「のんびり」「放任」の場合はここぞという時でも本気になれない、忍耐力が育たない

自立心が育たず、いざ受験を前にしても向き合う事が出来ない可能性が高くなるので注意が必要です。


忙しく、大変だと思う時こそが成長のチャンスです!

お子さんの事を知っているのは親御さんですから

一つのタイプに固守するのではなく、臨機応変に対応して少し先を考えた対応をしてあげて欲しいと思います。

受験生の親御さんには特に今が大切な時です!

上手に誘導していきましょう。

競争意識は必要?

2012-05-16 02:11:09 | 受験生さんへ
競争と言うと何を想像しますか?

運動会?部活やクラブでの試合?もしかしたらオーディションなんていう方もいらっしゃるかもしれませんよね。


では、受験は競争でしょうか?

以前にも学習の競争について書いた事があります。

今回はもう少し掘り下げてみたいと思います。


先日ある方がこんな話をしてくれました。

地域のマラソン大会に出場した時、ゴール近くで知っている方が前を走っているのに気が付き、

『この人を何とか抜いてゴールしたい!』と思い、見事追い抜いて走り切ったそうです。

ラストスパートにこれほど力を出せた事が嬉しかったっとおっしゃっていました。


スポーツの世界や学習、受験なども含め様々なシーンで

“良きライバル”がいる事は、自分の力を更に引き出す上で良い刺激になります


スポーツと教育の世界を比べた時、どうなるでしょう?

*何の試合でどういった記録を残すか=どの受験でどのレベルの学校に合格するか


*過酷な練習の日々=日常の学習


*欠点に対応するトレーニングの変更=テスト結果による学習方法のチェックや変更



特に優秀な選手の方は「自分との戦い」という意味合いの言葉をよく使われます。

双方にライバルが必要なのは一時だと感じませんか?

ただ低学年のお子さんの世界はまだ狭く、ほとんどのお子さんにとってその目に映るものが全てでしょう。

良きライバルがいる事によって緊張感を保ち向上心を持ち、今の自分に危機感を持って

トレーニングに打ち込む事が出来たのだという話もありますが、それは成長した人の言葉です。

空想に過ぎないのですが、一流選手になった方のご家庭や環境は決してギスギスと競争意識を植え込み

常に誰かと競わせ、闘争心だけを淡々と育てたのではないと思うのです。

もちろん、厳しかったと思います。

しかしそれは競争にではなく自分に!




今年、入試が近づき、会場テストを受けてきたお子さんが次第に膨れていく不安を

「みんな頭が良さそうだった」という言葉で私に投げかけてきます。

その気持ち、とても良くわかります。

ゴール近くでライバルを目にした時の緊張感!

そんな時にもし「○○君より出来ているんだから大丈夫よ」などと私が言ったらどうでしょう?

なんの励ましにもなりませんよね。生徒さんの不安をぬぐう比較対象は誰かではありません

私は

「あなたは全力で頑張ってきた!誰にも負けないくらい勉強してきた!だから大丈夫!!」と言ってあげたい・・

そう励まされた時、長く辛かった受験勉強の日々に納得し自信を持って当日にぶつける勇気を育てる事!

競争意識は誰かに向けるものではなく、自分自身の中に育てるものだと思っていますし

それこそが本当の力であり、学力になるのだとも思います。


当教室では中学生のみ、塾内テストの結果(偏差値)はオープンです!

優劣を付ける為の物ではありません。頑張る為の目安や目標としてオープンにしています。

しかしこれを生徒さんがどう受け取っているか?

生徒さん達は口にしません、自分だって言われるのは嫌だからでしょう。私もあえて口にしません。

口にせず、真摯に受け止め強い自分を育てています。

先取り学習はお得?

2012-05-15 02:24:23 | 学習法について
時々、学年より1学年もしくは2学年先の学習をしている生徒さんがいます。

そうでなくても、同じ歳のお子さんより先に多くの事を学び

飛躍させたいと願う親御さんもいらっしゃいますよね。

悪い事だとは思いません。

お子さんと共に机に向かい時間を有意義に過ごす事は

理想ですから。

先取り学習のメリットはなんでしょう?

成績上位?優秀?優越感?

ご家庭の考え方によって様々ですよね。

私の考えるメリットは

先取りしていく事で、視野を広げられる・・というところでしょうか

つまり学校の授業について行けず、もしくは理解するのが必至な状態と違い

それに付随する予備知識や発展問題などに余裕をもって挑めるという事。


例えば社会の地理で皆が都道府県を覚えている間に

県庁所在地や特産物を覚えられる、地域の気候や特徴を理解する事が出来る

といった具合ですね。


小学校の間は難易度の高い問題はほとんど扱われてきませんでした。

それは先取り学習をしやすいものにしてきました

しかし、新指導により先取りすることで現学年の学習がわからなくなってしまうという

自体が予想されます。学校の難易度やスピードが上がったのですね。


そうは言っても中学から本格的に始まる英語学習は先取りが必要でしょう

小学校で英語の入門部分の学習は終了した事が前提になりましたからね。


高校・大学入試に必要なのは文法英語ですから英会話とは別物です

その所を分けて考えていない場合、文法英語で高得点を取れないのは仕方ありません

慣れない英単語を一気に覚えるのは誰にでも出来る事ではありませんし・・・。


これからの先取り学習は

現学年の内容を今までより高いレベルでこなしながら進ませる必要があります

九九や単位がうろ覚えでは危険です。

漢字は読めるだけでは覚えた事にならないですね。

話は少し変わりますが

最近の学習の傾向に少し困っています。

お子さんたちは「学校で習ったもの」を学習の全てだと感じている場合が多く

教科書に出てこないも=学習する必要のないもの

という反応をします。

しかし、授業では扱われない常識的な知識も存在しますよね

季節の旬のものや日本独特の習慣などです

潮干狩り、菖蒲湯、五月雨、入道雲、通り雨・・・・

こうした事を先取り学習から生まれる余裕のある時間に覚えていく事が出来れば

本当の学力が身につくと思うのですが、いかがでしょう?

ただ先を学習するのではなく、より広く学習する事が大切だと感じています。

大学生・既卒の方へ~講師募集~

2012-05-14 12:31:41 | 学習塾
今回は、親御様ではなく

大学生と既卒の方に講師募集のお知らせをさせていただきます。


当教室は個人塾です。

形態は1対2の個別がメインとなっています。

今回は文系講師1名の募集をさせていただきます。

理系講師は「中学受験経験者」の方であれば受付けます。

以下は面接から採用までの流れです。



お電話を頂き、面接の日時を設定します。
       ↓
面接にてご希望の仕事内容とマッチした場合学力テスト(英語・国語・数学各30分)
受けていただきます。
       ↓
合格点となれば採用させていただき、研修を行います
       
(採用させていただいてからの全ての業務には時給が発生します)


応募資格
 4年大学在学または既卒者 30歳まで
 (現在、国立早慶中央理科大等の講師さんと社会人講師さんが活躍中です)
交通費
 基本的に支給いたしますができれば通学定期で通える、もしくは池袋までの定期がある方

期間
 1年以上勤務出来る方 週1回でも大丈夫です(季節講習期間中は週3日ほどお願いする場合があります)

時給
 経験の有無によりますが ¥1200~ その他手当あり

定休
 日曜日

講師のお仕事は生徒さんあってのお仕事です、振替による急なお休みや出勤をお願いする場合があります。
また授業以外の業務についてはお手当を付けさせていただきます。

塾内生限定の少人数授業や英検取得の為のクラス授業、定期テスト対策の少人数授業など
個別授業以外の指導もあります。

生徒さんの人生に関わる仕事です。責任感と誠実感を持ち、生徒さんの成績+αの向上の為に

一緒にサポートしていきたいと考えていらっしゃる方からの応募をお願いします。

「ただ教えればいい」というお考えの方の応募はご遠慮ください。


ご連絡は教室に直接お電話をお願いします。

16:00~21:00まで直接私が出ますので「講師募集の記事を見ました」と

始めに仰っていただけるとわかりやすいのでよろしくお願いします。