横浜市都筑区耳鼻咽喉科

南山田(センター北と北山田の間)の耳鼻咽喉科院長のブログ。

耳鼻科の冬到来

2010-11-12 21:30:37 | 院長ブログ
 あざみ野棒屋先生が以前”皮膚科の夏”ということをおっしゃっていましたが、”耳鼻科の冬”というのも言えそうです。副鼻腔炎や中耳炎などの感染症は、風邪がきっかけで生じることが多く、風邪ひきの多い冬は耳鼻科の患者さんが増えます。
 
 ヘヴンリーブルーという西洋朝顔は、その名の通り清らかな青い花が、秋の終わりまで咲いてくれて、私の好きな花のひとつですが、ついこの間まで咲き誇っていたヘヴンリーブルーも、花が小さくなり、色も紫がかってきました。こうなると、いよいよ冬の到来です。
10月24日
11月10日

 開業して10回目の冬を迎えましたが、昨年だけは”耳鼻科の冬”がありませんでした。新型インフルエンザの影響と思われ、他の耳鼻科の先生方に聞いてみても、昨年の冬は皆患者さんが少なかったということです。理由はいろいろ考えられますが、昨年は皆が風邪をひかないように、色々と予防対策をしていたというのが、大きな要因だと思います。うがい、手洗い、マスク、ひとの集まる場所に不用意に行かないなどなど、多くの方が実践すると、冬季の感染症は確実に減るということが、昨年実証されたのだと思います。

 今年は、一昨年までと同様の”耳鼻科の冬”が始まっています。昨年を思い出して、風邪の予防をしっかりやりましょう。昨年の新型インフルエンザの流行は、予想されたよりも短期間で終息しましたが、それは皆がしっかり予防したことにもよると思います。油断すれば、今季インフルエンザの大きな流行を許す可能性もあります。
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小児鼻副鼻腔炎 日経メディカルオンラインの記事

2010-11-12 08:59:18 | 院長ブログ

先日日経メディカルのインタビューを受けましたが、その記事が日経メディカルオンラインに出ました。タイトルは ”特集・小児の風邪、もっと「鼻」を見よう。知っていますか? 小児の「急性鼻副鼻腔炎」:日経メディカル オンライン。”

耳鼻咽喉科領域の感染症の第一人者である山中昇教授や、小児耳鼻咽喉科疾患の専門家の工藤典代教授のお話と並んで、私の話した内容も載せてくれています。記事は、ほぼ10月20日のブログ日経メディカル 小児鼻副鼻腔炎と超音波検査 に書いた内容に沿って、まとめてくれていました。

 

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