横浜市都筑区耳鼻咽喉科

南山田(センター北と北山田の間)の耳鼻咽喉科院長のブログ。

今朝のニュースから

2011-03-25 08:37:57 | 院長ブログ

即応予備自衛官という制度があり、定期的に訓練を続けている自衛官OBが、非常時に召集されます。今回はじめてこの制度が適用されました。被災者は召集を免除されるとのことですが、ようやく借金を返し終わったばかりの自分の店が全壊したにもかかわらず召集に応じた方がいて、自分が絶望的な状況だから逆に働きたいと言い、被災者の方たちに水を配り、水を受け取った方から「ありがとう、元気出るわ」と言われ、うれしそうな笑顔を見せていました。(TV)

天皇陛下から「ささやかでも宮内庁関連施設を役立ててもらえないか」とのご指示があり、それを受けて被災者への御用邸の浴場を提供、宮内庁病院への患者受け入れが行われる。また、天皇皇后両陛下は計画停電に合わせて毎日1回ないし2回自主節電を行われている。東電が停電を見送った日にも実施されている。気遣う人に対して「私の体調を気遣ってくれるのはありがたいが、寒いのは厚着をすればいいでしょう」(朝日新聞)

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放射能

2011-03-24 08:13:50 | 院長ブログ

 昨日は久しぶりにガソリンを入れられました。ガソリンスタンドに行こうと思ったら、エンジンがかからなくてJAFを呼んだというおまけつきでしたが。バッテリー上がりを心配して、先日短時間エンジンをかけたのですが、短時間すぎてかえってよくなかったと言われました。

 また昨日は、放射能を心配する親族からメールがありました。私は一般の方よりは多少知識があるとは思いますが、放射線の専門家ではないので、以下はあくまで親族に対する個人的な答えと思ってください。専門家から見ると、おかしなところがあるかも知れません。

 まず、何十キロも離れていれば、福島原発の放射線は届きません。

 微量の放射性物質(放射線を出す物質)は、百キロでも飛んできます。スギ花粉と同じです。でも今飛んでいる花粉と比べれば、全く微量です。

 ベクレルという単位は実は今まで知らなかったのですが、放射能の量を表すとのことです。東北や茨城の野菜も、東京の水道水も、検出された量は微量で、長期間大量に摂取し続けなければ大丈夫な量です。また物質ですから、洗い流して減らすこともできます。これも花粉と同じです。 

 私は、副鼻腔炎の検査にできるだけレントゲン検査を行わず超音波検査を用いていますが、1回のレントゲン検査が危険だというわけではありません。あくまで、より危険のない方法、頻回に行ってもより心配のない方法を選んでいるだけです。国の放射線被曝の基準も、より危険のない側で基準値が決められているので、かえって心配を招いているようですが、もう少し甘い基準値でも大丈夫なぐらいです。

 シーベルトは生体への被曝の大きさの単位。何もなくても人は、自然環境からの放射線を浴びています。もともと誰でも、いつでも、被曝しているのです。宇宙からもコンクリートからも放射線が出ていて、平均すると年間2.4ミリシーベルト程度だそうです。飛行機に乗ると、地上の100倍の宇宙線を浴び、日本アメリカと往復すると、0.2ミリシーベルトだそうです。単純レントゲンは0.05ミリシーベルト、CTが0.5から20ミリシーベルトです。

 ベクレルをシーベルトに換算するのは、放射性物質の種類によっても、体内への取り込み方(野菜や水なら経口接種)によっても、係数が違うらしいのですが、シーベルト/ベクレルの係数はx10-8やx10-9のレベルなので、1リットルに100ベクレルと言っても、0.002ミリシーベルトぐらいです。

 微量の放射線であれば、たとえDNAが損傷してもすぐ修復されるそうです。

 はじめに体に障害(白血球減少)が出るのは、250ミリシーベルト。ただし、これは一度にまとめて受けた場合で、長期間にわたって少しずつ受けた場合は、もっと大丈夫です。

 要するに、私たちが現段階で放射能を心配する必要はあまりなさそうです。

 福島原発の現場で、今働いている人たちは違います。このような作業で許される被曝の限界は、本来100ミリシーベルトだったのが、緊急的に250ミリシーベルトに引き上げられて、ぎりぎりまで作業を行っているのです。彼らは、限界まで被曝するのを承知の上で、私たちの安全のために、懸命に努力を続けてくれています。本当に頭が下がります。
 これだけの大災害に直面し、多少の混乱や遅れはあっても、今のところ国の発表に大きな間違いは、ありません。いろいろな情報が出回っていますが、惑わされないようにしたいものです。
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今日は青葉台

2011-03-21 14:43:42 | 旅行、レストラン

いつ停電になるか、医薬品は入ってくるのか、スタッフは通勤できるのか、患者さんは安全に受診できるのか、先週1週間は、常に情報に目を凝らしながら仕事をして疲れたので、休日の今日はインターネットなどの情報をいっさい見ないで、出かけてみることにしました。

そこかしこに咲いている花などを見ながら歩いていくと、途中のバス停にはまだ運休の張り紙があり、まだ動いていないのだと思ってさらに歩いていくと、バスが追い抜いて行きました。そうか、バスは動き出したんだ、燃料が少し回り出したんだ、運休の張り紙を取り替えるのが間に合わなかっただけなんだと、分かりました。

歩いて駅に着くと、田園都市線はけっこうな本数が走っており、青葉台へ。昼食の第一目標ははーべすと。しかし店まで行ってみると、今日は地震の影響で休業になっていました。そこで、2/25にオープンしたばかりの東急の6Fレストラン街へ。今日は、その中からアルカサール〈ハンバーグ・ステーキ〉という店を選び、昼食。

今日は雨でもあり、午後の読書用にブックファーストで「モーツァルトを造った男(ケッヘルと同時代のウィーン)」という本を買いました。先日「サウンド・オブ・ミュージック」を見てから、オーストリアがクラシック音楽の中心地であった意味を知りたくなっていたので、この新書が目に付いたのです。

東急スクエアの地下には、米も牛乳もあり、食料不足もだいぶ改善されているようです。


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アポロ13号

2011-03-21 09:17:52 | 院長ブログ

福島原発のニュースを見ていて、映画「アポロ13」を思い出しました。

月に向かっていたアポロ13号が、想定外の事故で電力と水がほとんど使えなくなりながら、さまざまな工夫で無事地球に帰還した実話を、映画化したものです。ひとつの故障から次々にトラブルが起き、何しろ想定外の事故で、対応のマニュアルもなく、修理のための材料もなく、その中で3人の宇宙飛行士たちは、絶体絶命の状態の中で勇敢に作業を行い、地上の管制センターの人々も、皆必死に不眠不休で働き、知恵を振り絞って、飛行士たちに指示を出す。

危機への対応に成功したことから、13号は「成功した失敗"successful failure"」、「栄光ある失敗」と称されているそうです。後々、福島原発もそう呼ばれるようになるといいのですが。

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日曜祝日の耳鼻科診療

2011-03-21 08:50:15 | 院長ブログ

最近、このブログのアクセスが増えていますが、地震停電に関する検索でヒットされることが多く、そのような方にはあまり余りお役に立てなくてすみません。

昨日多かったのは、日曜祝日の耳鼻科に関する検索だったのですが、当院は休診です。改めていくつかの情報をここに載せます。

横浜市では、休日には2カ所の診療所で耳鼻咽喉科の診療を行っています。(横浜市休日耳鼻咽喉科救急当番表

日曜に診療されている耳鼻咽喉科クリニックがあります。ただし、隔週であったり臨時休診などもあるでしょうから、前もって電話などでご確認ください。(各先生方には無許可でリンクさせていただきますが、お許しください。)

つじ耳鼻咽喉科クリニック 川崎市宮前区鷺沼駅前 耳鼻科 アレルギー 中耳炎 漢方 青葉区 都筑区 高津区 麻生区

てづか耳鼻咽喉科クリニック トップページ※e-net診察受付

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