横浜市都筑区耳鼻咽喉科

南山田(センター北と北山田の間)の耳鼻咽喉科院長のブログ。

2011-03-20 20:18:12 | 院長ブログ

このようなときでも、春はやってきます。クロッカスが咲きました。

クリニックの患者さんにも、お子さんのことが心配でしばらく海外に行かれるという方や、帰国されてしまう外国人の方がいれば、被災地のご親戚か知人のお子さんを預かっている方、一時帰宅したがこれから被災地にもどり今度はいつ帰れるか分からないという単身赴任の方もいらっしゃいました。

地震のあと、めまいの患者さんが増えています。めまいはストレスが大きく関係するのです。花粉症が最盛期で、花粉症の患者さんも多く、ひとりの患者さんに使える時間は少ないのですが、当院に来ていただいたことによって、少しでも安心してくださっていれば、と思います。

今朝はクリニックにイッツコムの方が来てくれて、3度目の正直で、インターネットの設定が無事終了しました。今月中にできないと、4月1日からアイチケットが使えなくなるところでしたが、一安心です。今日は、院内の模様替えもしました。先週の日曜に予定していた模様替えでしたが、地震のあとそのような気になれず延期していたのですが、もしかしてこれを見て気持を和らげてくれる患者さんもいらっしゃるかと思い、今日行いました。

春を招く妖精たちです

終わってモンスーンカフェで遅い昼食。メニューは限られたものになっていましたが、こうやっておいしいものを食べさせていただけるのは本当にありがたいことです。私は小麦が苦手な体質なので、家では私だけ米のご飯を食べさせてもらい、米を節約してくれていることを、今日知りました。実際には米も石油も十分な備蓄があるはずですが、店からは消えています。でも、これは一時的なものでしょう。まず被災地に食料と燃料を届けるのが先決です。

そして皆が力を合わせなければいけないのは、これからでしょう。復興は総力戦です。日本人にはそれができると思います。

 

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自分にできること

2011-03-18 08:54:29 | 院長ブログ

今この時期に自分にできることってなんでしょうか。

直接被災地に行って活動することは、誰にでもできることではありません。結局、自分のいつもの仕事を精一杯やることではないでしょうか。

誰もが自分の役割があり、毎日働いて、社会のために貢献しているのです。ひとりひとりの役割は違い、眼に見える貢献と見えない貢献はあるでしょうが、皆が少しず貢献して社会が成り立っていることは間違いありません。

萎縮せず、パニックにならず、元気に、皆が可能な限り自分の役目をしっかり果たせば、必ず日本の復興につながります。

 

ここまでは朝のうちに書いたのですが、あざみ野棒屋先生のブログを見たら、別の視点もあることに気づかされました。がんばって働いて黒字にして所得税を払えば、それは復興の資金にもなるのです。私のように青臭い言い方でなく、棒屋先生独特のユーモアに包んでおられますが、先生も私と同じ気持ちでいらっしゃるのでしょう。棒屋先生のまねをして私も

がんばれ日本、がんばれ俺。

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横浜市停電回避地域

2011-03-16 11:28:42 | 院長ブログ

情報が錯綜しており、変更もあるかも知れませんが、横浜市役所 ホームページの計画停電予定のページに入り、一番下の計画停電地域の一部見直しのお知らせについておよび当面の停電回避地域一覧を見ると、当院も当面の停電回避地域に入っているようです。

この情報は、隣の薬局の薬剤師さんからいただきました。本日は休診日ですが、明日から通常どおり診療を行います。

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計画停電2日目

2011-03-16 07:52:15 | 院長ブログ

ガソリンの入手はあきらめることにし、バス-電車通勤をすることにしました。しかし、バスは乗った直後から、渋滞で全く動かなくなってしまいました。ようやく着いた次の停留所で降りて、地下鉄の駅まで走りました。後になって分かりましたが、ガソリンスタンドに並ぶ車のために起きた渋滞でした。

駅では、階段から地上まで、人の列ができていました。すわ運休かと思いましたが、そうではなく、ホームでの事故を防ぐため、改札の制限をしていたのでした。皆整然と並んで、混乱もなくスムースに改札でき、このようなことができるのは、日本人の長所です。センター北駅からは、久しぶりに住宅街を抜けて徳生公園に出るコースを歩いて、クリニックに無事つきました。

この日は、午後12時20分から午後4時までの停電が予定されていました。

昨日の経験で、予定されていても必ずしも停電するわけではないことがわかったので、停電予定時間には新たな予約は入れないこと、混み具合によっては午前中の受付を早めに終了すること、停電が行われるかどうかについて新しい情報を随時入手して対応すること、停電が決まったら既にその時間に予約している方に連絡をすること、などを決めて、通常どおり診療を始めました。

新しい情報は、東京電力ホームページ (プレスリリース)NHKオンラインなどを、スタッフがスマートフォンでチェックしました。停電中止決定から少し遅れて、医師会からもFAXが来ました。

薬局は、はじめから停電予定時間帯は休業すると決めており、その点では、この時間に受診された方にご迷惑をおかけしました。今後も薬局にはできるだけ休業しないようお願いしていきますが、クリニックと薬局は全く別の経営なので、薬局の社長さんの英断を待つばかりです。

未確認情報ですが、横浜市内には、東京電力の技術的な問題で、停電にできない地域が何カ所かあるそうです。停電予定のグループに含まれていても、実際上停電にならない地域ということですが、いろいろな情報が錯綜していますので、あくまで未確認情報です。決まれば、横浜市役所 ホームページに掲載されると思います。

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計画停電初日

2011-03-14 19:49:21 | 院長ブログ

当院は第5グループに入っています。初日(3月14日)は、午後3時20分から午後7時までに停電する予定でした。

当院の診療受付時間は、午前9時から12時までと、午後2時から6時までです。診療を行い、処方箋を出し、会計をするまで、ある程度の時間がかかりますから、午後の受付は2時45分で終わらなければならないことになります。この大量の花粉が飛んでいるとき、午前だけ診療するという選択肢はとれません。また、当院は時間予約を行っており、既に停電の予定時間帯にも、多くの予約が入っていました。

そこで、午後3時以降を休診にすることとし、かわりに予約をしている方にすべて電話をかけ、可能であれば昼休みの時間(12時から午後2時まで)に来ていただくように、お願いしました。多くの方がそのようにしてくださり、予定の7-8割の患者さんの診療ができたと思います。ご協力ありがとうございました。

停電すれば、ほとんどの処置も検査もできなくなりますが、クリニックにとって一番心配なのは、突然電源が切れてレセプトコンピュータや電子カルテ(当院は紙のカルテですが)が壊れ、すべてのデータが失われるることです。そういうことがどの程度起こるのか私には分かりませんが、コンピュータの会社は、必ず停電予定の30分以上前に、データをバックアップした上でコンピュータを停止するように言ってきています。

当院も3時にはコンピュータや検査器械を止めました。しかし、電気がなければ全く医療ができないというわけではないので、午後も待機して、3時以降に来ていただいた数人の患者さんには、電気がなくてもできる診察と処置を行って、手書きで処方箋をお出ししました。5時ごろには患者さんも訪れなくなり、スタッフの帰りの足も心配されたので、5時で終了としました。5時以降に来院された方がいらしたら、申し訳ありません。

ご存じのように、結局この日の停電はありませんでした。

 

 

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