あまのはらふりさけみれば・・・・

北京で単身赴任生活2年、帰国後も中国ネタを書き綴ります。

天津ひとり旅(その4)一触即発?

2014-12-08 21:52:13 | 旅行
 楽しい天津旅行のはずが。。。。

 伊勢丹がある、日本といっしょと聞いて行ってみた。たしかに日本みたい
だった。
 近くにも古い建物が多いと聞き、あてもなくブラブラとしていると、活気
のある露天が立ち並ぶ横丁へと迷い込んだ。
 物珍しさに写真を撮っていると、視界に人の肩が入ったと思った途端に
ドン、とぶつかった。

 ヤバイ(元来の意味!)明らかにわざとだ、と思い、
「対不起。」(すみません)
と謝ったところ、小柄であるが、けっして柄のよさげではないオッサンの顔
が見て取れた。

(やっべー、これはやばいぞ。)と心臓が活発に動き始めるのを感じつつ、
「対不起」(すみません)
ともう一度謝ってみた。

天津のオッサン「啊,来吧。」
        (あー、ちょっと来い)
北京のおっさん「大哥,真对不起。」
        (兄貴、本当に悪かった)
天津     「你,干什么。」
        (テメー、何やっとんじゃい)
北京     「看不清楚的呀。」
        (よく見えなかったんだよー。)
天津     「我们刚刚做晚饭,吃的。」
        (わしら今から飯作って、食べるとこなんじゃ!)
       「你,不拍照片。」
        (写真なんか撮るんじゃねー!)
北京     「大哥,我说了3次,对不起的。」
       (兄貴、3回も御免なさいって言ったじゃないですかー。)
         「还要什么呀?」
         (ほかに何か要るんかー?)
         「拍不拍 、你没关系呀。」
         (撮る撮らんは、テメーと関係ないやろが!)
※ こっちも頭にきたのである。。。が、しかし、どうする?
天津     「我没那么意思的。」(そんなつもりじゃなくて・・・。)

ということで、事態は急遽、収束に向かい、お互いに握手、ハグをして別れた
のであったが、内心は、ドキドキもんであった。

 何だか、両国の航空機の急接近みたいな感じであった。
やれやれ。