あまのはらふりさけみれば・・・・

北京で単身赴任生活2年、帰国後も中国ネタを書き綴ります。

鑫鑫

2016-07-23 16:14:24 | 日本の中華料理
これでシンシンと読む。
拙宅近所の中華料理屋。
一応、台湾料理ということになっているので、台湾ご出身なのだろう。

店名にはお金がいっぱいだが、そんなに儲かっているようには思えない。
客のほうが経営を心配する、不思議なお店である。

流行っていないわけではなく、安い、とにかく安いのだ。

先日、休みに一人だけになったのでフラリと立ち寄ると、日曜だというのに
定食を出している。
700円台で、てんこ盛り。
おかずの選べる定食で、野菜炒めと回鍋肉を選んだのがこちら。


ほかにもこれだけのランチメニューが・・・。

中華が、中华と簡体字(中国大陸で使われる漢字)になっているところを見ると、
台湾人なのかしら、と首をかしげたくなるが、まぁどうでもいい。

家族連れが二組、建設現場での作業をされている方々が一組やってきて
大繁盛な中に入っていったのであった。
お客が出ていくと、奥さんのほうがやってきて、質問していいですかと
切り出した。

(以下、原文は中国語)
奥さん : 今日、外は暑い、日本語では「アツイ」。冬は寒い、日本語では「サムイ」。
拙者 : そうですね。
奥さん : お茶は熱い、日本語では「アツイ」。ビールは冷たい、日本語では「サムイ」でいいですか。
拙者 : それは違います。「ツメタイ」と言います。
奥さん : 分かりました。
拙者 : 中国語も寒いと冷たいは違いますよね。
両者 : (笑)

日本語も不自由なのによくぞ接客をしているものだと感心した。