あまのはらふりさけみれば・・・・

北京で単身赴任生活2年、帰国後も中国ネタを書き綴ります。

県人会のお世話

2014-05-17 13:50:45 | 日記
 もちろん仕事ではないのだが、極めて仕事チックに行うことが要求されるのが
県人会のお世話である。

 各県の世話役さんの様子を見ていると頭が下がるし、兵庫県人会の世話役と
して、他県の方や前任の方を見習いつつ、務めていくしかない。

吾らが兵庫県人会、毎月飲み会を開催しているという極めて活発な県人会と
して知られている。
 
 今月も28日に開催予定。

 出欠の返事が直前になる方が多く、いかにも中国らしい。
 1週間前くらいは平気、2・3日前に行事の案内がくることも多く、誰しも
自分の日程が読めない。

 つくづく難儀な国であるが、もはや慣れっこになってしまった。

高鉄(新幹線)

2014-05-15 20:56:20 | 旅行
 中国の新幹線は、高鉄(ガオ・ティエ)と呼ばれている。
 公式見解は中国独自の技術だそうだが、ある方がが話してくれたところによると、
3箇所に製造拠点があり、かつてはそれぞれにフランス、ドイツ、日本の技術者が
多く勤務していたそうである。実際にそうした技術者同士の話を通訳した方の話し
だけに説得力がある。
 日本の場合は、定年退職した技術者の方をヘッドハンティングして指導に当たら
せていたそうである。さもありなん、である。

 完璧なコピー、座席配列なども同じで、笑ってしまうが、逆に妙な安心感がある。
 ただし1両当たりの乗車定員は80名弱となっており、少々車体が短いような
気がする。
 おもしろいのは食堂車。座席指定なので、この席の人はこのまま旅行することに
なる。食堂車なんだけど、提供される料理は、電子レンジで温めるものか、インス
タント麺。これはガッカリである。


 数年前の衝突事故以来、速度制限をしているが、300KMを超える速度がかなり
の時間表示されていた。


 ただ体感としては、本当に時速300KMかどうか、少し怪しんでいる。
 280位ではないか、あっているか違っているのか自信はないが、東海道新幹線
より少し早い程度にしか、車窓を流れる風景からは感じられないのである。
 こんなことを書くと中国嫌いな読者の皆さんを喜ばせてしまうだろうが、これば
っかりは、拙者も懐疑的である。

 駅は馬鹿デカク、それでも混雑するのがさすがは巨大な国、中国。


 各種の表示は見やすく、利用そのものはスムーズ。
  

創作中華 昔巷

2014-05-12 05:02:13 | 偉大なる中華料理
 おしゃれな街 南鑼鼓巷(ナン・ルオ・グー・シャン)の周辺には、これまた
おしゃれな飲食店が多い。

 民家の密集する路地裏でひっそりと営業する店も多く、この周辺の探検は
実に趣深いのだが、そんな最中に発見したのが、まさに創作中華とでも言う
べきこの昔巷(シー・シャン)である。

 例えば、四川料理を代表する宮保鶏丁(コン・パオ・ジー・ティン)。
 唐辛子味の鶏肉、ネギ、ピーナッツの炒め物が一般的だが、この店ではセロリ
やタケノコも加わって、少しマイルドな味付け、油も控えめでヘルシーなもの
に仕上がっている。
 実物はコチラ。


 しかし何といってもお気に入りは、清炒冬瓜蝦仁(チン・チャオ・トン・
グアン・シャァ・レン)。
 冬瓜と蝦の炒め物で、鶏がら出汁の味付けに少し塩を加えた淡白な味付け。
 ハイ、コチラ。


 あと一つは、牛バラのカレー煮込み、牛ナン加哩。
 日本風カレーのようなコクはないが、逆にスパイスの風味がストレートに
感じられる一品がコチラ。


 2度目に行った際には、店主から、
「韓国人か日本人か?この前来たよな?」と聞かれたが、店員の愛想もよく
良い印象が残る店である。

 お店の名前のとおり、昔の巷をイメージした店づくりで、80年代のおもちゃ
やポスターが所狭しと店内を飾っている。

 拙者にとって、何度でも行きたくなる1軒。

雨の北京

2014-05-11 14:58:01 | 北京市内ぶらつき記
 久々の雨である。
 ただでさえ埃っぽいこの街にとって、また毎朝の水やりを心待ちにしている木々や
草花にとっても恵みの雨である。

 雨だれの音とゆったりとしたリズムの英語の歌を聴きながら、そんな日の午後を行
きつけのカフェバーでコーヒーを飲みながら、ながらながらに本を読む。
 
 それにしても昨日でなくて良かった。
 改めて写真付きで紹介することにするが、昨日は北京大学のキャンパスツアーに参加。
 外国語学院(学部に相当)2年生の中国人女子大生2人に大学の歴史を紹介しても
らってから、体育館、図書館に歴史を感じさせる各学部の意事務棟を見学したのちに、
北京大学名物の丸々と肥った野良猫を横目に、20世紀初頭に作られた給水塔と人造湖
を見た。
 夕食は学生食堂で中華料理をいただいてから、お土産屋に。
 充実した半日であった。

 ともかく滅多に雨の降らない街だけに風情もいっそうである。

 五月雨や北京にやってきたあるか (くまねこ@怪しい中国人風)

後海のほとりにて

2014-05-03 10:39:44 | 北京市内ぶらつき記
 後海とかいて「ホウハイ」と読む。
 海ではなく、大きな池である。
 池の周りには飲食店やお土産屋が立ち並び、また池の中では泳ぐ人、ボートで遊覧する人、
釣りをする人などなどでいつもにぎわっている。
 バーストリートなる一角では、多くのお店でライブが行われていたりする。

 
 そんな後海のはたで、おじさん、何かしてますが、おじさんの後ろには人だかりができてい
ます。

 
 おじさん、こんなことをしています。

 
 完成です、さて誰でしょうって、拙者でんがな。

 おじさんが上手にオジサンの絵を描いたといったところ。
 実物よりも少しだけカッコよく描いてくれと頼んだのですが、実物の方がカッコいいと思っ
ているのは私だけでしょうか???
 髪の毛増量も頼むべきだったのかな???

 かかった時間は25分くらいで、かかったお金は50元(850円)。
 観衆やおじさんとやり取りをしながらの25分、非常に楽しめました。