破綻なきものには飽きる夏椿 あきオジ

帰りゆく道も知らずスミレ草 あきオジ

体調以外はぼんくら親爺を進んでいます。

どうしてもそれもなくて五月ゆき あきオジ

手元に置いてあるのは
山頭火、そして一茶だけになりました。

何もかも作られしもの五月晴れ あきオジ

どこかぎこちない季節感です。

海ホタル怪獣呻く五月なり あきオジ

どうも「及ばない」ものは苦手です。


ラーメンのチェーン店で食べました。
ごてごて濃厚は苦手です。

燈台を振りかえる五月風も五月 あきオジ

体中が老人です。

山頭火海ホタルなどわかるまい あきオジ

旅は時代によって意味合いが違っているのでしょうね。

磯風を背にうけながら立ち上がり あきオジ

年をとると立ち上がるさえも一苦労です。

海ホタル急ぐ旅ではあるまいに あきオジ

巨大プロジェクトですね。

海ホタル五月風はほどほどに あきオジ

もう六月の風が吹いていますね。