あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

讃美歌は木霊となりて流れ込み  あきオジ

2010-07-31 15:59:22 | 日記
都会にある明治の富豪の住居跡
気張った建物
その奥から讃美歌が聞こえて来るような雰囲気です。

日本人であることを避けているような
緊張感がありました。

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須磨寺の門を過ぎ行く夜寒哉  子規

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昔、四国で暮らしていたことがあり
親しくしていていただいた人に
もう一度、四国を訪ねるという連絡をしたら

若い人をよこしたことがありました。
「あれ、迷惑をかけるつもりはなかったのに・・・」
そんなつもりはなかったのですが
その人にとって、現役で役立つ時だけの
お付き合いだったのですね。
本人は顔を出さないだけでなく
挨拶もありませんでした。
迂闊でした。

今でも、そのことを気恥ずかしく思い出します。

青葉光る流れゆるき鐘つき堂    あきオジ

2010-07-31 15:53:00 | 日記
猛暑
移動するだけでも大変
だから、最近は遠出はしません。
家でじっとしているのもいいかな

それは最近の発見です。

老人らしく暮らすにはどうしたらいいか
それが最近の課題です。

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病人に鯛の見舞や五月雨  子規

大仏の足もとに寝る夜寒哉  子規

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そのような機会はあまりありませんが
政治家とか会社の重役とか
それなりに、賢い人との交流は難しそうですね。
私のような粗雑な者は
言葉を選ぶに選んでも
ぶつかりあってしまい
あげあしをとられる危険にさらされます。
きっと、そのような世界に慣れ親しんだ人には当たり前の配慮なのでしょうね。
でも、そのような配慮の世界で暮らしている人もいるのですね。
お疲れ様です。


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似るだけで笑える朝に水をうち   あきオジ

2010-07-31 07:25:48 | 日記
楽しいこともあり
悲しいこともあり
あれこれあって
心ふるわせ

そして、収まり

考えてみれば「そこそこ」
それでいい。
でも、考えてみれば、奇跡に近い幸運で結ばれている。

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手にとらば消んなみだぞあつき秋の霜  芭蕉

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「野ざらし紀行」に関する参考です。

 九月の初めに故郷へ帰ると、既に母は亡くなっていて、母の堂に見られた萱草も霜に枯れ果て、今ではその跡すら残っていない。何事も昔と変わってしまってい、身内の者の髪は白くなり、眉に皺が寄り、ただ、「お互いに存命で何より」とのみ言い合って言葉はなく、兄は、母の白髪を納めた守り袋をほどいて「母を拝みなさい。この髪を見ると、浦島太郎が突然白髪になったように思われるだろう。お前の眉毛も大部白くなったなあ」と言い、あとは二人でしばらく泣き、
_手にとらば消ん涙ぞ熱き秋の霜 白髪に変わっていた母の遺髪を手にとると、熱い涙がこぼれ落ち、秋の霜にも似た形見が、消えてしまうように思えるよ。




ガウディの曲線もある夏のカフェ     あきオジ

2010-07-31 07:16:47 | 日記
上野のカフェ
どこかで
何かをマネしているようなそうでないような。

日本の夏

蚊とり線香
みなくなりましたが
どこで使うのでしょうかね。

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「イ・サン」
韓国映画
作りが乱暴で大人の鑑賞に堪えられない脚本であり
演出なのですが
「見はじめたので」
「見ている」のです。
とにかくめちゃくちゃ
それでも
紙芝居を見るつもりで頑張っています。
おもえば、「チャングムの誓い」も「ホジュン」も同じだったなあ。

難しく考える必要はなさそう。
一つの物語に一つのはらはら
そして、一つの「ほっと」した気分

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露しぐれ富士を見ぬ日ぞ面白き  芭蕉

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何もかも人の手を経る水の音  あきオジ

2010-07-31 07:09:49 | 日記
自然を愛でるというより
自然を人を介していないと落ち着かない。

手つかずの自然を楽しむ
そんなテーマで人工的な設備を整える。

どこか違う気もしますが
すべては疑似的で

その気になっているだけなのですね。

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寺にねて誠(まこと)がほなる月見哉  芭蕉

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一輪でひと夏燃える蓮の花   あきオジ

2010-07-30 20:29:27 | 日記
蓮を繰り返し題材にしていると
飽きる。

飽きるまで写真にしたり
俳句にする。
そこまできたか

そう思ったけれど
全然足りないですね。

飽きたところから新しい世界が広がる。
今はそこまで来ていない。

まあ、そんなことかな

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牛部屋に蚊の聲くらき残暑哉  芭蕉

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薔薇を売る店に人なし夏休み   あきオジ 

2010-07-30 05:59:27 | 日記
神代植物公園には人はいません。
猛暑の中、日傘をさして歩く人にときおり出あうていど
カメラマンも少ないですね。

ちょうど、花がない時期なのですね。

妖怪もどこかで一休み
こう暑くては楽しみ気分にもなれませんね。

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尼寺の仏壇浅き落葉かな  子規

ともし火や鹿鳴くあとの神の杜  子規

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