雨降りなので家で「フランチェスコ」を見ました。
テープが終わると
急に、テレビに転換しました。
そうしたら「蝉しぐれ」の映画版を放映していました。
思わず、見てしまいました。
このドラマすきなのです。
でも、映画は、どうしても、テレビ版の密度の濃い展開と比べ
映画版は、平面的な展開だったとの印象が残っていました。
今回も同じような不満が残りました。
テレビ版の脚本を手がけた黒土が映画の監督をしているのです。
でも、映画スタッフが違うとテレビ版の決め細やかさが
ルーズになってしまうのかもしれません。
見ているものがイラつくようなことばかりが目に付きます。
「映画は作り物・だからこそ上手に騙して」という
私の勝手な思いを逆なでするのです。
以前にも書いた記憶がありますが
船を利用して逃げ出すシーンがあります。
橋の下を抜けようとするシーンで
船が灯に照らされる状況の中で下を向いただけの
無防備な状態で通過するのです。
厳重な警戒があることを承知しながら
身を隠す手立てをしないのです。
テレビ版ではしっかり筵で身を隠します。
このような場面が気になり、イライラするのです。
そんなことは気にしないでみてればよいのでしょうが
気になるのです。
でも、久しぶりに観ました。
そんなこともあり、
夜は「蝉しぐれ」テレビ版を見ることにします。
うーん、でも7話は長いですね。