仏法の語りもな句て花菖蒲 あきオジ

「こころの時代」見ている人がいるのでしょうか。
金もちの教養人が
まことしやかに語る不気味さ

まあ、いいか。

雨の中無常を知らぬ雨蛙 あきオジ

マンネリでも
退屈でも
続けることだけはしたいと思います。

見えずとも森から聞こえる鳥の声 あきオジ

形が見えぬものは不安ですね。

過ぎされば思い出せない五月空 あきオジ

つらいこともせつないことも過ぎてしまえば思い出にもならない。

人力車無法松の法被なり あきオジ

何年も仕事しているひともいるようです。
それもありかな。

薄髪がゆれるほどの五月風 あきオジ

五月は気もちのよい月でした。
与謝野晶子の「五月礼讃」を思い出しましたね。

ポワロ見てことがはじまる五月晴れ あきオジ

生活のリズムを崩さないようにしています。

言い訳が寄りそう紫陽花色づきて あきオジ

紫陽花色ずく橋ゆく小学生 あきオジ

段々疲れが回復しなくなりました。

夏椿記憶に残す俳句かな あきオジ

最近の俳句は日記代わりです。
それでいいのです。