神代植物園の櫻のトンネル
この櫻のトンネルを抜ける楽しさは
例えようもない。
きらめくような陶酔感もありますし
浮遊感もあるのです。
この紀貫之や西行でなくても
待ちきれないし
人生を見てしまう恐ろしさも感じてしまうのすね。
この感覚
日本人の血に流れているもの。
日本人でよかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日の西行
空はるる雲なりけりな吉野山花もてわたる風と見たれば
【通釈】
空が晴れてゆく時の雲であったのだ。吉野山を、桜の花を含んで渡る風と見ていたら・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
櫻そして吉野山があれば待てない苛立ちと吹く風があれば西行の春の歌はできあがってしまいような喜びようですが、思えば、桜の名所として本格的に手入れをしたのは最近のことで西行の当時は、ほとんどが「山桜」であり、観光用に集中して植えたり、管理しているはずもなく、西行が感動している櫻の景色と我々が観光地で見る桜とはだいぶ違うのでしょうね。それぞれにそれぞれが見る桜も違っているのですね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日の映画
「風と共に去りぬ」(ビビアン・リー主演)
名画中の名画
目いっぱい金をかけた
壮大な映画ですね。
当時のアメリカ映画の勢いを感じますね。
今の時代であれば黒人奴隷制度を肯定的に見たような
そんな製作の仕方を批判されるのでしょうが
西部劇と同じように当たり前の風景としてシステムとして
扱っているのですね。
そんな精神的な不安定さの渇望感がこのような映画を生むのですね。
作家が作品を生むと言うこともありますが
時代が求める。
そこから映画が生まれる。
そんなことではないでしょうか。
けっこうこの映画は好きで
それこを年に一回は見ます。
テレビ局も視聴率を稼げるので
機会あるごとに放映しますね。
南北戦争当時のアトランタ州
荘園の娘の波乱に富んだ人生
以前はスカーレットだけに目が向きましたが
レッド・バトラーのちょっと屈折した愛の形に目が向くようになりました。
年のせいでしょうかね。
彼は面白い人ですね。遊び人で金持ちで
ちょっとしたというかなかりのプレーボーイ
それでいて、スカーレットにはじゃじゃ馬ならしのような
興味を示す。
しかし、そこからが面白いことですが
愛し合う人たちも子が誕生すると
その子が彼らの中心になっている。
そして、その子がそれぞれの人生を変える。
その展開が面白いですね。
よく、スカーレットは「明日は明日の風が吹く」と豪語して
困難を乗り越えるのですが
子を失った喪失感から抜け出すのは容易ではないでしょうね。
その後の展開を想定した小説があるそうですが
そのように進めるのでしょうね。
とくにバトラーのその後の人生は
再出発などというのはないような気がします。
そこが男と女の微妙な違いだと思います。
そんなことを気にしながら見ていました。
時代感覚からすれば、うそっぽかったり
白人作家が当時の感覚で書いていますから
違和感をもつかもしれませんが
それが当時の感覚だと思えば了解できることです。
それにしても、何度も見ても
スカーレットという女性の激しさには圧倒されますね。
あれでは、結婚しても男性がくたびれるのは当然ですね。
この映画はまさに「永久に不滅です」
そんな上出来の映画です。
それにしても長い。
早寝しなければいけない私には
ぎりぎりを越えた長さでした。
だから、見た後
腰が抜けたような重さを感じるのですね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
櫻のお知らせですよ。
千鳥が淵の櫻は見頃です。
隅田川の櫻は咲き始め
今週末がいいかもしれません。
それと塩山のイトザクラも見頃とか
確かめておきます。
青梅の梅岩寺もそろそろとか
この寺の櫻は見事です。
青梅駅近くですから
お出かけください。
自分があちこち出かけているだけで
連絡もせずにすいません。
このブログで情報を得てください。
とりあえず、元気です。
そして、そこそこ楽しんでいます。
あきオジ
この櫻のトンネルを抜ける楽しさは
例えようもない。
きらめくような陶酔感もありますし
浮遊感もあるのです。
この紀貫之や西行でなくても
待ちきれないし
人生を見てしまう恐ろしさも感じてしまうのすね。
この感覚
日本人の血に流れているもの。
日本人でよかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日の西行
空はるる雲なりけりな吉野山花もてわたる風と見たれば
【通釈】
空が晴れてゆく時の雲であったのだ。吉野山を、桜の花を含んで渡る風と見ていたら・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
櫻そして吉野山があれば待てない苛立ちと吹く風があれば西行の春の歌はできあがってしまいような喜びようですが、思えば、桜の名所として本格的に手入れをしたのは最近のことで西行の当時は、ほとんどが「山桜」であり、観光用に集中して植えたり、管理しているはずもなく、西行が感動している櫻の景色と我々が観光地で見る桜とはだいぶ違うのでしょうね。それぞれにそれぞれが見る桜も違っているのですね。
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今日の映画
「風と共に去りぬ」(ビビアン・リー主演)
名画中の名画
目いっぱい金をかけた
壮大な映画ですね。
当時のアメリカ映画の勢いを感じますね。
今の時代であれば黒人奴隷制度を肯定的に見たような
そんな製作の仕方を批判されるのでしょうが
西部劇と同じように当たり前の風景としてシステムとして
扱っているのですね。
そんな精神的な不安定さの渇望感がこのような映画を生むのですね。
作家が作品を生むと言うこともありますが
時代が求める。
そこから映画が生まれる。
そんなことではないでしょうか。
けっこうこの映画は好きで
それこを年に一回は見ます。
テレビ局も視聴率を稼げるので
機会あるごとに放映しますね。
南北戦争当時のアトランタ州
荘園の娘の波乱に富んだ人生
以前はスカーレットだけに目が向きましたが
レッド・バトラーのちょっと屈折した愛の形に目が向くようになりました。
年のせいでしょうかね。
彼は面白い人ですね。遊び人で金持ちで
ちょっとしたというかなかりのプレーボーイ
それでいて、スカーレットにはじゃじゃ馬ならしのような
興味を示す。
しかし、そこからが面白いことですが
愛し合う人たちも子が誕生すると
その子が彼らの中心になっている。
そして、その子がそれぞれの人生を変える。
その展開が面白いですね。
よく、スカーレットは「明日は明日の風が吹く」と豪語して
困難を乗り越えるのですが
子を失った喪失感から抜け出すのは容易ではないでしょうね。
その後の展開を想定した小説があるそうですが
そのように進めるのでしょうね。
とくにバトラーのその後の人生は
再出発などというのはないような気がします。
そこが男と女の微妙な違いだと思います。
そんなことを気にしながら見ていました。
時代感覚からすれば、うそっぽかったり
白人作家が当時の感覚で書いていますから
違和感をもつかもしれませんが
それが当時の感覚だと思えば了解できることです。
それにしても、何度も見ても
スカーレットという女性の激しさには圧倒されますね。
あれでは、結婚しても男性がくたびれるのは当然ですね。
この映画はまさに「永久に不滅です」
そんな上出来の映画です。
それにしても長い。
早寝しなければいけない私には
ぎりぎりを越えた長さでした。
だから、見た後
腰が抜けたような重さを感じるのですね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
櫻のお知らせですよ。
千鳥が淵の櫻は見頃です。
隅田川の櫻は咲き始め
今週末がいいかもしれません。
それと塩山のイトザクラも見頃とか
確かめておきます。
青梅の梅岩寺もそろそろとか
この寺の櫻は見事です。
青梅駅近くですから
お出かけください。
自分があちこち出かけているだけで
連絡もせずにすいません。
このブログで情報を得てください。
とりあえず、元気です。
そして、そこそこ楽しんでいます。
あきオジ