秋は人恋しさが深くなり
赤提灯に誘われるおなじの背中が細くなり
裏道選んで歩いてる。
きっと迷っているのだろう
夕焼け雲さえ寂しげで
ジョギングする人包み込む
中年オヤジのけなげさも
何か悲しげな絵になっている。
ひともない駅のホームで語る人声は
かすれた声でも通じている
きっと仕事の愚痴だろう。
それぞれがそれぞれの夕暮れ冷気を感じている
駅から出てきたあの人は
カバンを抱えて急ぎ足。
きっと、急ぐ理由は子どもだろう
マンションの扉を開けたときの
あの歓声をあれこれと
考えながら信号をじっと待っているのだろう。
あっと言う間に日が沈み
誰も彼もが網の中に吸い込まれていく。
赤提灯に誘われるおなじの背中が細くなり
裏道選んで歩いてる。
きっと迷っているのだろう
夕焼け雲さえ寂しげで
ジョギングする人包み込む
中年オヤジのけなげさも
何か悲しげな絵になっている。
ひともない駅のホームで語る人声は
かすれた声でも通じている
きっと仕事の愚痴だろう。
それぞれがそれぞれの夕暮れ冷気を感じている
駅から出てきたあの人は
カバンを抱えて急ぎ足。
きっと、急ぐ理由は子どもだろう
マンションの扉を開けたときの
あの歓声をあれこれと
考えながら信号をじっと待っているのだろう。
あっと言う間に日が沈み
誰も彼もが網の中に吸い込まれていく。