あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

大提灯支えるポーズで汗をかき  あきオジ

2011-07-31 20:21:51 | 日記
浅草雷門です。
いつも人がいっぱいです。
外国人は大提灯を支えるようなポーズをして
写真を撮るのが好きですね。

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接待や欠(あくび)がちなる昼さがり  畏計

(「古句を観る」は取りあげる句が難解なものが多いのですが、この句は四国で暮らしていたこともあるので、状況がつかめます。人間の日々の営みが感じられていいですね。)

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くりかえす染めの不思議や夏木立  あきオジ

2011-07-31 05:57:28 | 日記
神代植物公園のカリオン

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なぜか、植物園に似合わないカリオンです。
時報を知らせるのです。

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灌仏の日に生まれけり唯の人  巴常

くれもせぬ隣の餅や五月雨  野棠

夕すずみ星の名をとう童かな  一徳

(「古句を観る」から選びました。よく読みます。吟味された句なので楽しいです。探せばいろいろあるのですね。)

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朝顔が咲いて始まる読書会  あきオジ

2011-07-31 05:36:07 | 日記
神代植物公園の朝顔です。

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島々や千々に砕けて夏の海  芭蕉

乳母車夏の怒涛によこむきに  橋本多佳子

(橋本多佳子という俳人はどのような経歴の方か知りませんが、「折々のうた」などでよく見ます。そして、鋭角的な表現でとても気になります。ぼちぼち読みたいと思います。)

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日曜日は「こころの時代」を見るのですが
坊さんの話はどうも好きではありません。
「暇人のおもいつくもっともらしさ」が話の真ん中です。
体感したリアリさがありませんね。

もっと楽しんで人の話を聞きたいですね。

まっすぐに咲けばうれしき蓮の花  あきオジ

2011-07-30 21:06:42 | 日記
神代植物公園の花です。
花の名前は忘れたというより
覚えても記憶が続かないのです。

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うつりきてお彼岸花の花ざかり  山頭火

茶の花のちるばかりちらしておく  山頭火

いつしかあけてゐる茶の花  山頭火

(初期に句も面白いですね。どのように進むのか興味深々です。早く全体像を見たいですね。)

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睡蓮で円座にきづく怠け者  あきオジ

2011-07-30 20:51:21 | 日記
神代植物公園です。

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威をかりてしなのの葵咲きにけり  一茶

じだらくに住みて屋根に立葵  飯田蛇笏

みちのくの窯の相馬の立葵  石原八束

(季語を用いることで俳句であることに落ち着いている雰囲気が伝わってきますね。だから、俳人として面白くないのと同義語ですかね。素人の思いつきでいうこと。根拠などありません。)

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蓮だけをみている夏は真っ盛り  あきオジ

2011-07-30 20:43:13 | 日記
神代植物公園です。

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古池や蛙飛びこむ水の音  芭蕉

(あまりに有名にして、どこがいいのか分からない句です。)

いなづまを手にとる闇の紙燭哉  芭蕉

誰やらが形に似たるけさの春

(謎のような余韻が魅力なのでしょうね。でもそれだけです。芭蕉は芭蕉に世界を切り開いただけの話であり、それぞれの俳人が独自の世界を切り開いているはずです。蕪村を再発見した子規のような人が登場すれば、新しい俳人とその世界が見えるかもしれませんね。)

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ここまでに噴怒するか赤不動  あきオジ

2011-07-30 06:05:51 | 日記
空海の世界を紹介する展覧会のポスターです。

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恍惚と旅の寝不足仏桑花  渡辺千恵子

(仏桑花・ハイビスカス)

さるすべり寺中おほかた見えにけり  太畝

乳牛の角も垂れたる合歓の花  河東碧梧桐

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現代俳句にも目を向けたいですね。
今はそんな余裕も興味湧いてきません。
いつかどこかでひょんなことから興味が湧いてくるかもしれませんね。
それまでは淡々と眺めるだけです。

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