外車売る正装親父の夏まつり あきオジ

この親爺
一台うると報奨金もらえるのだろうか
そんなことを思いました。
そんな裏のバランスがなければ
売るのも大変だろうな。

余計な事だけれど
それがこころのバランスですね。

緑陰と気取って言いたい大通り あきオジ

境涯を重ねるほど不幸でもなく
破綻もそれほどでもない。

あたりまえのじいさんのままでいいのかもしれません。

分相応越えてはいけない麦畑 あきオジ

政治的表現は俳句には向かないと師匠が言ったとか
新聞記事にありました。

反省し「二度としない」というのは社交辞令なのですね。

雨続き季語を選ぶ手間もなく あきオジ

俳句はなまぐささを消した日記かもしれません。

器選びヤドカリ人生それもあり あきオジ

人は生まれた土地
育った環境
選んだ仕事

そんなことで発想の枠が決まってしまうのですね。

ありがたい思い溢れる夏になり あきオジ

夏は夜明けが早いので好きです。

若葉萌え若者走る国際港 あきオジ

夏気分言葉でなくちゃ伝わらない あきオジ

俳句は言葉遊び
それが原点なのでしょうね。