食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

弁明

2010-09-09 05:26:45 | 日記
 「 ソクラテスの弁明 」


 ソクラテスの弟子であるプラトンが著したものである。


  古代ギリシャ時代、、、、、


 ソクラテスが、無実の罪を着せられ、ある人間に告訴される。


 彼は裁判官と聴衆を前にして、弁明のための演説をおこなった。


 この弁明の中で、ソクラテスは、裁判に正当性がないことを強く訴え、自らの生き方、思想に誤りがないことを強く主張した。


 その結果は有罪となり死刑が言い渡されるのである。


 傍聴席で、全てを見聞していた弟子のプラトンが、師ソクラテスの偉大さを正確に綴ったものが、「 ソクラテスの弁明 」である。


  、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、


 鈴木宗男氏に有罪判決が言い渡された。


 まさに、死して屍拾う者なし、とは言い得て妙。


 彼の特攻隊気質を利用し、利益を貪ってきた大物政治家、外務省官僚がいたであろうことは想像するに難くない。

 
 俺だけじゃないんだ、、、という恨み節も彼の肩から聞こえてくる。


 彼が弁明すればするほどに、哀しい旋律をもって僕の耳に響いてくる。