食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

好機

2010-10-06 05:24:28 | 日記
 News Week の記事から、、、、、


 尖閣諸島危機は、日本の好機だ。という見出しで、対中国外交について述べられていた( 書いてるのは、アメリカ人 = アメリカの目線 )。


 先般、開催されたASEAN( 東南アジア諸国連合 )地域フォーラム( ARF )で、南シナ海における中国の傍若無人な振る舞いを各国に批判された中国の外相が、「 だまれ。騒がしい。」と一喝し、ヒラリー国務長官を唖然とさせたそうである。


 東南アジア諸国は中国との貿易によって繁栄している「 小国 」であり、中国は「 大国 」という、いわゆる中華思想を根底に持つ外相の発言だったのだろう。


 つまり、これら弱小国が、中国と対等な関係を築く可能性などあり得ない、ということらしい。


 しかし、、、、、、


 この中国の強気の姿勢は、日本がアジアで再び指導力を発揮するチャンスである、と述べている。


 東南アジア諸国は、中国の野心の前に結束して、アジア均衡を維持しようと模索しているようだ。


 中国が、近隣諸国に対する横暴な態度を強めるなか、日本は東南アジア諸国と手を結び、中国に関与し、中国を取り込み、中国を抑え込む地域機構を構築することで、アジアのリーダー、世界第二のリーダーになれる、と言っている。


 ただ、、、、、、


 この記事を書いているのはアメリカ人である。


 アメリカ人も、アメリカ中心主義から物事を発する傾向にある。


 日本は、アメリカという大国と永続的な同盟関係をと持たなければいけない、と述べて終わっているが、、、、、、、、


 
 アメリカの中国封じの為の日本使用策、という論旨が裏にあるようにも感じ取れるのであるが。。。。。