第二次世界大戦直後、アルゼンチンの大統領に就任して、労働者保護や需要産業の国有化などの改革を進めた人物に、ペロンという人がいます。 奥さんの名前は、エバ・ペロン。 こちらの方が有名かもしれませんね。 マドンナが彼女を演じた映画(エビータ)が20年ほど前に公開されましたが、本家での評判はすこぶるよくないそうです。それだけ、エバ・ペロンはアルゼンチンの人々に愛され続けているのです。 さて、ペロン大統領に話を戻しまして、彼の政治手法は、ポピュリズム(大衆迎合主義)の最たるものでして、その評価は分かれるところです。 今週発売の週刊新潮の中で、ある哲学者と、大学教授が、ポピュリズムについて好き勝手なことをおっしゃっていましたので、思い出して書き込んでみました。 それにしても、保守の要と言われてきた「週刊新潮」ですが、皇室を揶揄する記事を載せたりして、一体どこが保守なのかさっぱりわかりません。 売れてなんぼの、それこそポピュリズムの最たるものでしょうか。 まっ、週刊誌なのだから当たり前なのでしょうが、それならば保守の看板を外していただきたいとは思います。 あしからず。