先ほど、妊娠6か月の方がいらっしゃいました。ちなみに、自分、妊婦の方の妊娠期が何か月かを言い当てるのが得意でして、ビンゴで、喜ばれることを至上の喜びにしております。 治療処置は、左下7番の抜髄でした。(麻酔をして、神経をとること) 基本、妊娠5か月以降は、赤ちゃんの器官形成期が終わっておりますので、局所麻酔(リドカイン)、痛み止め、に関して神経質になることはないと思います。 痛み止めの使用について、妊婦へのNSAIDs( ロキソニンやボルタレン )は禁忌とされていましたが、最近の見解では、妊娠中期以降なら、問題にせずのようです。 ただし、妊婦の方の心理的問題が非常に重要ですから、自分は、アセトアミノフェン(商品名、カロナール)を処方し、「 痛み止めをお飲みになられても何ら問題はありません。 もしご心配でしたら、お飲みにならないほうがよろしいかと思います。(我慢できるのであれば) 」とご助言いたしました。