時効だから書いちゃうけれど、小学校中学年まで、鼻くそを口に入れる癖があった。その悪習癖は決して同級生にバレなかった。 他人の目を盗み、瞬間、鼻くそを舌に置いてその指を口から出す。スリルを味わっていたのか、本当に鼻くそを美味しいと思っていたのか、定かではない。同じ癖を持つ人間がクラスに何人かいたが、大抵バレて、噂・悪口の餌食となっていた。「 黒田(仮名)が、鼻くそを食った!」もう、大変な騒ぎになる。 何たって、鼻くそを食べちゃうんだから! 休み時間に、大便をする人間に対しての愚弄・罵声の千倍ぐらいはある。 「黒田が、鼻くそを食った!」僕も、輪に入り、彼を卑下・あざ笑った。 掃除の時間だった気がする。 鼻くそのついた指を口に入れた瞬間、山崎(仮名)に、見つかってしまった。 「野村!隠しても無駄だよ。 今、鼻くそを食べたよね。僕は見たよ。大丈夫、誰にも言わないから」 全身から血の気が引いて、絶望のどん底に落とされた。 (もうダメだ!両親に言い訳して、転校してもらおうか?)生きてゆけない。このクラスでは! しかし、不思議なことに、以後、野村が鼻くそを食べた、という噂は、クラスで広まらなかった。 大恩人として、山崎に、足を向けて寝られない日々を過ごした。 山崎の気を損ねると、「鼻くそを食べた!」とチクられる恐れがあるので、彼に最大限気を使いながら、それでも、人目をはばかって、鼻くそを口に入れ続けていた。 ~~ 昨日、西武池袋線の車内で、はす向かいの妙齢の男性が、人目をはばからず、マスの隙間に指を入れ、物凄い勢いで鼻をほじっている光景に出くわしたので、とりとめもなく書き込んでみました。 あしからず。
昨日、諸用で都内に出向いたついで、池袋西口の猥雑な一画に佇む「帆立屋」に寄りました。かれこれ10年位たつのかなあ。 今に繋がる24時間営業・300円均一・立ち飲み・ブームの火付け役の店長は、相も変わらず、温水さんと蛭子さんを足して二で割ったように、オーラ感ゼロ。 現在は、店長に根性が消えたのか、採算が合わないのか、朝10時から夜中の12時までの営業のようでした。 写真の帆立、塩辛、は言うに及ばず、どのメニューも味は確かです~~😊 「帆立屋よ!!永遠なれ!!」
51年間生きてきて、キッチンにレモンが、しかもパックで置かれているのを始めてみた。 色からして、間違いなくオレンジと勘違いし、母親が買ってしまったに違いない。 梶井基次郎の小説、「檸檬」(レモン)が頭をよぎる。 オレンジ色のレモンじゃ、爆発しそうにないなあ~🤣🤣🤣 黄色と違ってすっぱいイメージも湧かない。 脳のトリックなんだろうなあ~~きっと。