食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

ピーターラビットの時代

2018-09-19 14:56:53 | 日記

歴史好き歯医者のひとり言~  先々週久しぶりに、TBS 世界遺産 」を観ました。ピーターラビットの舞台となったイギリス湖水地方がテーマ。 自分、ピーターラビットは読んだことがなく、湖水地方もわかりませんが、景色にも風習にも色濃く残る古き良き英国の伝統のようなものが、映像を通して伝わってくるのは肌で感じました。 小説「ピーターラビット」が生まれた時代、イギリスは、シャーロックホームズや不思議の国のアリスなども誕生した、世界に冠たる大英帝国の全盛期。 けん引したのは、ビクトリア女王。 パクス・ブリタニカのシンボルです。 現在も、イギリス連邦諸国や旧植民地の、地域、名所、公共建築にはビクトリアの名称が多く残されておりますね。(ビクトリア湖 etc ) コーヒーハウスにその原形を求める政党政治が、自由党と保守党による二大政党制として定着し、イギリス議会政治が安定していたのもこの時代です。 自由党の党首で、首相を4回も務めたグラッドストーンという人がいました。( ビクトリア女王には嫌われておりましたが )彼が85歳の時、新聞記者が元気な秘訣を聞きます。すると、開口一番「天から授かった32本の歯に感謝して、1口、32回噛むようにしている」という返事が返ってきたそうです。 

 


新宿ライオンにて~ランチ

2018-09-18 15:38:28 | 日記

昨日、「新宿ライオン」にて、僕がお声かけした方々とランチ飲み会を催しました。 結果、「歯科衛生士、女性歯科医師」の女子会に僕が参加させていただいた感じになりました。 「話す」ことの、健康面、社会面での重要な意義を再認識させられましたし、歯科衛生士の職務の大きな可能性についても、悟ることができました。 終始、女子パワーに圧倒され、僕が口を挟めたのは、周囲を凍りつかせた、しょぼい下ネタぐらいでした。


セシル・ローズ

2018-09-15 06:50:41 | 日記

歴史好き歯医者のひとり言~  深夜の時間帯、BS はどの局もジュエリー関係を筆頭に、通信販売を流しておりますが、皆目興味がわきません。 デビアスという、ダイヤモンドで有名な会社があります。 イギリスのセシル・ローズという人が、19世紀末につくった会社です。 そのころ、南アフリカの上に、トランスバール共和国とオレンジ共和国というオランダ人の子孫が住みついた国があったのですが、そこから、ダイヤモンドが発掘されると、イギリスがのり込んできて、ボーア戦争(南アフリカ戦争)をおこし、この両国を南アフリカと合併し、南アフリカ連邦をつくってしまいます。 セシル・ローズですが、ダイヤモンド鉱業をほぼ独占しまして、さらに財力にものをいわせて政治家になります。 ジンバブエという国があります。 一時ハイパーインフレと、ムガベ大統領というとんでもない独裁者、で話題になりました。 40年ほど前までは、ローデシアと呼ばれており、この国名は、セシル・ローズが自分の名前ローズにちなんで、命名したのです。 以前、Cwave(ネットテレビ)でも話しましたが、ダイヤモンドは58面体に削合するのが一番きれいなようです。 理由はわかりません。 話がとりとめもなくなったのでこの辺りでやめます。

 


皇太子殿下・訪仏

2018-09-14 07:01:31 | 日記

繰り返しますが、日本は天皇陛下の国です。 白人が特に重んじる格式、伝統の最高位、エンペラーです。 訪仏中の皇太子殿下が、ベルサイユ宮殿にマクロン大統領夫妻を表敬訪問し、そこで晩さん会が催されました。 普通、アメリカ大統領やその他国賓級の晩さん会は、エリゼ宮殿( 現大統領官邸、その昔ポンパドゥール夫人やジョセフィーヌが住んでいた )で催されますが、日本の皇太子殿下をお迎えするということでベルサイユ宮殿なのでしょう。 参加者(日仏双方)全員が、ネクタイ・スーツで、タキシードを着用していない、雰囲気が質素すぎるのはいかがなものか、とバカげたことを論じている記事に出くわしました。 西日本豪雨や、北海道の地震に配慮された晩さん会であることは、素人目にも明らかです。 開催場が、ベルサイユ宮殿の「鏡の間」のようなきらびやかなルームではなく、地味・慎ましやかな「礼拝堂の間」であることからもおわかりいただけると思います。 どことは申し上げませんが、雑誌記者という一応プロの書き手なら、もうすこし洞察力を磨いて欲しいものです。


カフェ・ド・ボア & 新宿ライオン

2018-09-13 20:03:59 | 日記

新宿駅前の喫茶店「カフェ・ド・ボア」~と聞いてもピンとこない人がほとんど。 「アルタ横の喫茶店」の呼称の方が有名ですね。 超ベタなお店なのに、存在が当たり前すぎてか、使用経験のある人は意外と少ないようです。 自分は大好きな場所でして、人との待ち合わせ、打ち合わせ、で贔屓にしております。 開業から50年以上、新宿の新旧を見守り続け、店内は、歳月の重みが凝縮されております。  「新宿ライオン」~ こちらの方も、知名度が高いわりに使用される方は意外と少ないようです。創業から80年、新宿では老舗中の老舗。 銀座7丁目ライオン本店の重厚感には遠く及ばずとも、小ざっぱりして使い勝手のよい店ではあります。