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テレビっ子のひとり突っ込み

『海棠が色付く頃に』あらすじ・感想 ①

2021-09-16 23:54:04 | 中国ドラマ

2019年中国

◆おススメ度
★★★★☆
終わり方はちょっと微妙でしたが、全体的には面白かった。


◆キャスト
・朗月軒(ろうげつけん):ダン・ルン
・顧海棠(こかいどう):リー・イートン
・朗月明(ろうげつめい):イン・ハオミン
・龍莫嫿(りゅうばくかく):チャン・ヤージゥオ


◆物語の概要・感想(ネタバレ含む) ①

「霜花の姫」でめっちゃハマって好きになっちゃったダン・ルンの新し目のドラマです。
(今年の初めくらいにU-NEXTで課金して見てしまった・・・)

このドラマ、ヒロインの海棠と主人公月軒のラブストーリーとして見てましたが、実際それが主軸になりながらも、海棠の父親の消息やその他の人物が絡み合う
サスペンスミステリーでした。
舞台は中華民国の時代。中国ドラマとしてはあんまり見ない気もしますが、(日清戦争的な関係で反日要素が出てきちゃいがちだから日本に配信されてるのが少ない
のかな?)「月に咲く花の如く」の後半くらいの時代?

主に登場する家族が4家族。

・ヒロイン海棠の顧家
・月軒の朗家
・施斉周の施家
・龍莫嫿の龍家


【ヒロイン海棠の顧家】
海棠の家族は母と弟(顧夏合)の3人。生活費は海棠が主に働いて稼いでいます。母親も時々仕立ての仕事をしたり。
父、顧順琪は化粧師で、海棠が子供の頃誕生日を祝おうとしていたところ、ある人に仕事の依頼を受け、出かけたきり帰っていません。
海棠も父の仕事を受け継いで化粧技術については光るものを持っています。
物語は、父を探すために海棠の家族が中華民国時代に化粧品産業で栄えた街、昆楊に引っ越してきたところからはじまります。

【主人公月軒の朗家】
朗家は、昆楊で一番大きな化粧品店、朗里春の店舗とその工場を経営しています。
家族構成は少し複雑。
・朗斯年→父
・春言→朗斯年の妻で、明月に異常な愛情を注ぐ。妙蘭に対しては使用人のような扱い。
・朗明月→長男
・妙蘭→若くして亡くなった朗月円の未亡人。
・朗月軒→朗家の養子で、朗斯年の片腕とて朗里春の経営を手伝っている。
・朗青青→朗家の娘。海棠の弟、顧夏合の同級生。

【施家】
・施斉周→朗里春のライバル会社施杭露を営む。朗斯年に異常な敵対心を抱いている。元は朗里春の社員。
・施廸文→施斉周の親戚筋から養子となった子。家の事情とは裏腹に、朗月軒の親友。龍莫嫿に想いを寄せている。

【龍家】
・龍徳水→昆楊に駐屯する軍の司令。賄賂次第で白が黒になったり、黒が白になったり。複数の愛人がいるが、娘の龍莫嫿を溺愛している。
・龍莫嫿→龍徳水の娘。美人と自負していてワガママ。朗月軒が好きで、なんとか結婚しようと画策している。



ヒロイン海棠は、母親と弟を駅まで迎えに行った先で大事な化粧道具の入ったカバンをひったくりに遭い、それを追いかけた先でひったくりが朗里春の店内で
暴れ、お店をぐちゃぐちゃにしたところで朗月軒と最悪な出会いをします。

しかし、その後海棠に興味を持った月軒は、海棠を朗里春の工場で雇うことに。



そして、朗夫人の髪梳きとして呼ばれた工場の友人の付き添いとして朗夫人のところに行った海棠は、朗夫人の気に入られるところとなり、父が失踪した日に
父を呼びに来た男が朗家の執事ではないかと疑う海棠は、父の失踪の理由を探るため、住み込みで朗夫人の髪梳き係となります。


ここで、紹介するのが、物語に出てくる4つの謎。

一つ目の謎
朗家に潜む化粧鬼。
朗家には、化粧鬼が出るという噂が。それが父に関係するのではないかと疑う海棠は、夜、ひっそりと部屋を出て探ろうとしますが、海棠を追い出そうとする
妙蘭が、その噂を利用し、化粧鬼となって海棠を脅して気絶させ、薬をのませますが、それを助ける謎の仮面の男が現れます。



二つ目の謎
朗斯年と施斉周の確執の謎。
何かと朗里春に因縁をつけたり、裏で画策して朗斯年を陥れようとする施斉周。
それが、明らかに施斉周の犯行で陰謀であったと証拠が挙がるたびに、なんだかんだと強く出れずにうやむやなままにしてしまう朗斯年。
二人の間には、ある因縁と、妻の春言が関わっていうると疑うある事件があり・・・。

三つ目の謎
朗月軒の出生の秘密。
朗月軒は、朗月円を亡くしてふさぎ込み、今にも心の病を患いそうだった当時の朗夫人の前に偶然現れた、道端で泣いていた子で、朗夫人はその子を朗月円と
思い込み、身代わりとして拾い、養子にした、といういきさつとなっていましたが、実は朗斯年と施斉周の確執にも深くかかわっていて・・・。

四つ目の謎
海棠の父親の失踪の謎。
海棠の両親は、実はただの化粧師ではなく、死化粧師だったことが物語途中で判明。そして、幼い頃海棠の誕生日の日に、朗家の執事が腕のいい死化粧師だった
父を昆楊から呼びに来たのがきっかけでした。
そして、その時に亡くなったのは実は・・・。
さらに、海棠の父は秘伝の化粧品の処方箋を持っており、それを商売に利用しようとしたある人物に・・・。



とりあえず、長くなってきたので、一旦ここまで。

コメント
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