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テレビっ子のひとり突っ込み

昨日作ったパン

2021-09-26 17:49:58 | 
昨日はパン教室に行ってきました。

いつもは、ただメニューとレシピがあって、そのお題に沿って作り方等を実践で学んでいくって感じなんですが、今日はいつもよりもちょい、
インストラクターコース色が強く、同じパンをちょっとだけ材料変えて作ってみて、違いを比べる、っていうものだったので少しご紹介。

そして、今回の注目アイテムは「タマゴ」。

菓子パン作りには欠かせないアイテムです。
(フランスパンのような食事系のパンには基本入れません。)

今回は、「ガトー・パチュ」(直訳すると叩いて作るケーキ?らしいのでほんと、菓子パンってことでしょうか。)っていうパンを

・卵黄だけ入れた生地
・全卵入れた生地

でそれぞれ作りました。

まずは生地の触った感じですが、どっちかというと、卵黄だけを使用したものは、大げさに言うとバブルスライム的な感じで、生地が緩くて
すごくベタベタします。

そして全卵を使った方の生地は、バブルスライムに対してノーマルなスライム的な感じで、心なし表面もテリっとしてるんですが、卵黄だけ
のものと比べると、プルプルしていてそんなにベタベタしない、成形しやすい生地です。


そして焼き上がり。



◆卵黄だけのもの



とりあえず、色が黄色いです。ブリオッシュ生地で焼いたみたい。
柔らかいので、型から溢れるように膨らんでキノコ雲みたいになりました。若干腰折れしてますね・・・。


◆全卵使ったもの



ちょっとわかりづらいかもですが、卵黄だけのものに比べて白いです。
少し硬めで、卵黄だけのものでできたキノコ雲みたいな形のモクっとした部分がほとんどないです。
そして、土台もしっかりしてる感じ。


味はどっちもさっくりふわっとしてて美味しかったです。まー、全卵の方が少し腰がある感じですかね。
卵以外の材料として、この生地、ほんと"ガトー"って名前なだけあって、グラニュー糖が小麦粉(強力粉)に対して30%も入ってるし、仕込み水が
ただの水ではなく、牛乳と卵とラム酒が入っているので、甘くてコクがあって、そのまま食べて美味しいパンでした。

あまり、ドライフルーツとかナッツ類が好きではないのでこの生地自体がプレーンなのに味がしっかりあるパンって好きなタイプです。

ちなみに、卵の白身の作用としては、「卵白中に含まれるたんぱく質が熱(焼成)により凝固するため、焼き上がりの食感が、卵黄だけを使った
ものよりパサパサと硬くなってしまう」だそうです。

ただねー、このパンの卵黄だけ使った方を作るのに卵5個も使うので、大量の卵白だけが余っちゃって処理に困るのでなかなか自分で作るには
卵白の消費方法も合わせて考えて作らないとって感じです。
(いつもは色のうすーいオムレツとか、かきたまスープ、色の薄いキッシュとかに活用してます。教室のお友達は、フィナンシェを焼くって
言ってました。)


オマケで、今回は一緒にモカ・フラワーっていうコーヒー風味の菓子パンも一緒に作りました。



フラワーっていうので、もうちょいお花感がでるパンなんですが、成形時に切れ目を細かく入れすぎて、焼く前はちょっと小腸みたいな感じに
なってぱっと見、キモチの悪いものでしたが、焼きあがってみたら、まぁ、こんなもん?
(ほんとはここに粉糖振りかけるので、もうちょっと見た目がパイっぽくなります。)

とりあえず、こっちも美味しかった。
コメント (2)
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