広嗣の乱は、政府軍に鎮圧され、都は恭仁京に移る。聖武天皇(国村隼)は、世の混乱が増すごとに大仏造立への思いを募らせる。吉備真備(吉岡秀隆)は、国が疲弊する今、大仏を造るべきではないと主張。しかし、布教活動を行う僧侶の行基(笈田ヨシ)と出会い、聖武天皇との間を取り持つ。聖武天皇から、大仏造立への思いを聞いた行基は、協力を約束するが、開眼前に、亡くなってしまう。東大寺の大仏が、どのような思いで建立されたのかが、よくわかる歴史ドラマ、奈良には、すごい人々が集まっていたのだと、再認識させてくれる番組だった。


