寄り道研究所

Like
Newton > Mac > Brompton
GPD Pocket iPhone XS Paris

国立科学博物館のPDA

2005年11月03日 | Newton & iPhone
上野公園にある科学博物館の新館では、展示品の解説にPDAの画面と音声を使っています。
展示物の付近でデータがあるという「ピン」という音が出て、ボタンが押せばデータがPDAにダウンロードされるようで、あとは展示物を見ながら聞き入るというものです。
説明は聞き役と解説者の組み合わせなので、教えてもらっているというより、よく知っている人の話を横で聞いている感じでしょうか。
よくあるような解説の書いてあるボードを読む程度の情報量では楽しくも何ともないのですが、話し言葉で聞いていると、その時代を体験しているような親密感というのでしょうか、とにかく楽しいですよ。
貸出料は300円ですが、時間のある方はぜひ利用してください。

とういわけで、そのPDAを使っているところです
海草展示の前で使っていますが、海草と海藻、違いを知っていますか
PDAの全体は
イヤフォンを使って聞いて、画面は階の表示に使えます
数少ない押しボタンは、聞くかどうか決める、聞くのを停止、くらいのもので、あとは画面をタッチするだけ
裏面は
返すのを忘れてゲートを通ると知らせる発信器がくっついているのと、電池ケースがあるだけです

階の平面図が表示されています
さらに番号をタッチすると詳しい説明が、となってほしいところですが、これ以上のデータはありません。
これから充実されるのか、データ量の問題なのか、もうちょっと館内情報が欲しいところです。
順番に回ってクイズラリー、なんていうのは楽しそうです。
では、コンピューター関係の展示をほんのちょっとだけ
これは海の潮の満ち引きを計算するものだそうですが、計算機に見えます?
これは真空管式
さらに日本で本格的に使われたコンピューターと言うと、新幹線の切符予約システムだそうで、それまでは電話で問い合わせて人間が台帳に記入していたのです

みどりの窓口って、この機械の色から始まってる、ではなくて、切符の色が緑だったという事らしいのですが、どうなのでしょうか
今の端末は画面とキーボードですが、この頃はハンコみたいなのを差し込んで行き先とかを指定していました。

では、あなたも国立科学博物館をお楽しみください。