今日は国立国際美術館です
天気は午前中OK、地下鉄御堂筋線の淀屋橋から川沿いに西側をブラブラと散歩しながら15分でしょうか、魚の背びれみたいな骨組みが見えてきます
地上にあるのは骨組みと入り口だけで、美術館は地下2階と3階にあります。
地下1階はレストランとミュージアムショップで、こちらは誰でも入ることが出来る場所になっています。
ミュージアムショップは面白い小物類も売っているので、散歩コースに入れても良さそうです。
写真家の森山大道写真展
カメラを持ってブラブラとしているので、何か見えてくるものでもないかと単なる興味本位でのぞきに行くつもり程度でした。
モノクロの展示がほとんどで、カラーは全体の2割程度でしょうか。
色でごまかされないのでモノクロの方が本質の感じを表現できるって言いますけど、やっぱりカラーの方が自然です。
そらあ、見ている景色がカラーなんですからそう思って当たり前、とはいっても、見ている景色は脳が画像処理をしているって言いますから、自分の目に見えいているものが他の人にも同じように見えているか、それはわかりません。
それならばモノクロの方が撮したものを間違いなく伝えることが出来るのかもしれませんね、でもカラーの方が作品としては好きですけど。
とはいう事はあっても、世界をそんなに汚く見せて欲しいとは思わないので、森山大道さんの撮し方は苦手です。
こういうのを好きな人っているのかなあ
予想外に良かったのがWHITE
ざっくりと観てしまえば、壁にしろいパネルを貼って並べただけなんですけど、それを窓のように観たり、ビルのガラスが並んでいる前を観客が歩いているように見えたり、自分の好きな場面に置き換えて楽しめます。
何を狙っているのはわかりませんが、自分がその中にいることで想像するインスタレーションではものすごくシンプル、どう観るかは観る人に全てが任されています
散歩の選択肢に美術館は無かったのですが、意外な面白さもありそうなので食わず嫌いにならないようにしないとだめですねえ
ちなみに写真展とWHITE、コレクション展、三つセットで観覧料1000円、1時間以上は楽しめますから映画を観るのと同じ程度、という考え方は不純かな