東京駅前の超一等地、マルビル界隈の再開発でできた新丸の内ビルディングの見学です。
仕事のつもりで撮影しましたから、見るところがちょっと違うと思いますので、楽しんでいただけないかも。
地下道から新丸の内ビルディングへ入って行く通路
11時くらいの撮影なのでゆったりしていますが、通勤時間帯はこれくらい広くても混んでいるのでしょうね。
丸ビル側とも同じデザインで、柱の角に乳白の照明カバー、懐かしい感じがします
入り口
普通な感じのシンプル入り口なのですが、ガラスから透けて見える半円の天井デザインとの対比が特別感を期待させます
ライトアップも見たい~
入ってすぐの広いエントランス
全体的にはダークな雰囲気で、大理石、鉄骨、焦げ茶の塗装、それぞれはそう高級なものではないのですが、広い空間とデザインで高級感を演出しています
内部の休憩スペース
とりあえずは3フロアくらいの吹き抜け休憩スペースですが、エスカレーターの横にあって広々としたさわやか感があります。
クラシックデザインはゴテゴテした閉塞感を感じるのですが、外が大きく見える場所を作って、近代的な部分も見せてくれます。
各所に見られる鉄骨を組み合わせた柱のデザイン
本物の柱はこの中にあるのですが、柱周りは鉄骨を組み合わせたてクラシックなごっつい感を演出しています
こんなでこぼこの多いデザインはホコリがたまるので掃除が大変そうです。
事実、完全に掃除しきれていませんでしたね。
清掃の方、ご苦労様、メンテナンスのことを考えてデザインしてくださいね。
クラシックなライト、壁
ライトが新丸の内ビルディングのデザインコンセプトのすべてを表していますね
クラシック&ゴージシャス、ちょっとこけ脅し
必ず見ることにしているトイレ
近頃の定番ですね
自動水栓とセンサーで手を当てると洗浄液が出てくるのも流行です
カウンターに埋め込まれているタイプは、ボールの周りに水が飛び散って汚れ感が好きになれません。
でっかいトイレットペーパー
この画像じゃわかりませんが、普通サイズの五割り増しです
取り替えサイクルを長くするためなんですかね
クラシックなゴージャス感は、建て替えられた丸ビルなんかの一等地に建てられた一流ビルの持っていた雰囲気なのですが、近代的なビルの表面的なお化粧に上っ面だけ利用されるのは悲しいです。
建てるときはお金をかけても、メンテナンスコストは下げられるばかりが普通ですから、10年後にも今の心意気を持ったビルになっているのか楽しみです。
ビルは5年くらいはほっておいてもきれいですが、10年過ぎるとお肌の曲がり角がやってきますからね。
普段の努力が報われるのは10年後なのですよ
新丸ビルのサイトはここ