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ポラロイドのモバイルプリンターGL-10はこんな感じです

2011年08月24日 | Mac
インクジェットプリンターみたいにインクを使わないで印刷できるプリンターの新型GL-10が我が家にもやってきました。
プリンター用紙自体で発色するZinkペーパーを加熱して画像が出てくるらしいのですが、この理屈が素晴らしいというか、持って歩けるプリンターというのが面白いですよね

上面には操作するボタンなんかは何もありません
付属品はACアダプタとZinkペーパー10枚入った一袋だけです。


持ち歩けるといっても大きさはまずまずあって、さすがにポケットには入りません


左は同じ仕組みで印刷できるDellのWasabiです。
ポラロイドでも作っているのですが、こちらはデザイン違いのOEM製品のようで、本体デザインは違いますが印刷用紙のサイズは一緒です


印刷するデータはブルートゥースで送るかUSBケーブルを使います。
ブルートゥースではペアリングという相互に認証する操作が必要で、データを送る側で認証の数字を入力するのですが、良くあるのは「0000」なんですけど、こちらは「6000」なので忘れないように
操作ボタンは2つだけで、電源ボタンと同じ画像を印刷する時の複製ボタンだけという簡単な構造です


モバイルプリンターという事でリチウム電池が内蔵されていて、40枚くらい印刷できるらしい容量950mAhとなっています。
小型の方は450mAhで10枚くらいしか印刷できませんでしたから、いろいろと改良されたみたいですね
40枚くらい印刷できれば、まあ持って歩いて使う分には役に立ちそうです


Zinkペーパーは排紙とは反対側から青いクリーニングペーパーがある方を下にして入れます。
ペーパーは10枚が一袋になっていて、GL-10には一袋が付属しています。


データを送ると印刷された用紙が出てきます。
サイズは100mm×75mmという中途半端なサイズなんですが、手帳なんかに挟んでおくにはいい感じかも


印刷結果を比較するために送ったデータです。


印刷結果ですが、
左から2Lサイズのインクジェット、GL-10、Wasabi


インクジェットがさすがにきれいです。
GL-10もまずまずなんですけど、セピアじゃないですけど陽が当たって焼けた感じというのでしょうか、これはこれで味はあると言えるんでしょうか。
元のデータとはかなり違いますから色の比較をするために印刷しても無駄ですね

Wasabiの印刷は色なんかをどうこう批評するレベルではなくて、印刷して裏紙を剥がして貼ることができるという、持ち歩けるシール印刷機ですかね
GL-10ではそういうおまけ機能は無くて、表面はつるつるで防水加工はされている、らしいです。

今時のことですからプリンターくらいはどこにでもあるのですが、ブルートゥースで印刷できますから、アンドロイド携帯、ノートブックで印刷したい時、さっと差し上げることができれば人気者、という事でしょうか。
最大の残念は、iPhoneがプリンターにデータを送る仕様になっていないことです。
次のバージョンではできるようになって欲しいな~