仲仙寺
2日目の午後は今回のツアー最後のスケッチ場所、羽広観音仲仙寺。「馬の観音さま」とも呼ばれ、創建は平安時代。山門の仁王像は室町時代の作。本堂までは行けませんでしたが鐘楼、山門共に平成の大改修がされたとか。今回初めて知ったお寺です。
お寺に着いた時から雲行きが怪しくなり「降り出したらそこでスケッチ中止してバスに戻ってください」と言われて大急ぎ。山門の向こうに聳える階段を上って本堂まで行く時間と体力は無さそうなので階段の手前からスケッチ開始。途中でゴーーンと鐘の音、ここの鐘は自由に撞くことが出来るとネットで見ていましたが、スケッチ優先で時間が無かった。
スケッチを始めて間もなくポツポツ パラパラと雨,樹の下に移動してちょっと色塗りして撤退です。この時大木の下は雨がかからない事に驚きました。ここならもう少し描けそうでしたが、皆さん戻られたので私も・・・雨のために予定より1時間早く終わることになりました。残念!
参道の杉の大木に掛けられた梯子、これを登って手入れするのでしょうか…
バスへ戻る途中の道祖神の並ぶ道も良い感じ
お寺を出発して道の駅で休憩、帰り道の荷物を考えると新鮮な野菜も果物も買えません。旬の松茸は地元でも高くって・・・これもパス。
予定より1時間早く木曽福島駅に到着すると皆さんはぎりぎり間に合う名古屋行きの特急券売り場に走りましたが、私は走れないし、なかなか来ることが出来ない木曽福島なので1時間遅らせることにしました。強い雨でも駅近くの屋根付きの休憩所でゆっくり、雨の風景を楽しみながら難しさに悩みながら最後のスケッチ。
木曽福島駅近くで
1時間遅く乗った特急はほぼ満席、窓際の席でも暗くなれば何も見えないのでほとんど名古屋までコックリコックリ。
2日間で18,000歩 階段や坂道の多い場所だったので歩数の割には疲れましたが、歩けたことが嬉しくてこれならまた出かけられるなぁと思っています。
ツアー参加のお1人が「坂道にたくさん落ちていて拾ったからどうぞ」と大きな栗を5個下さって「虫が入っているかもしれないけどね」と言われた通り3個は虫食いでしたが、2個は立派な栗でした。これは1合のお米で栗ご飯に。甘味は少ないけれどあの坂道を思い出しながら食べれば、美味しかったです。ツアーの方達とは名前も住所も交換しなかったので栗の結果をお知らせできないのがちょっと残念。
いただいた栗5個
栗ご飯
5月のスケッチツアーは大雨で中止になりましたから、曇りながらもコースをほぼ終えることが出来て楽し2日間でした。
これで今回の「木曽から伊那」へは終わります。お付き合いいただき有難うございました。
※今回のスケッチブックはB5サイズ(17・2㎝×25㎝)です。