折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

釧路湿原二泊三日(旅の楽しみ)

2020年10月26日 | 釧路湿原旅

夕日 釧路川



今日もまた釧路の旅。
楽しみがいっぱいの旅だったのです。
行き先を決めるまでの楽しみ、決めてから行くまでに調べる楽しみ、旅行中はもちろん楽しいし帰ってからもブログにアップしたり、スケッチと写真を参考にして少し大きな絵に描きなおしたり、それを見てまた楽しんだりとずっと楽しみが続きます。
珍しいもの美しいものに出会うワクワク感、新しい場所への緊張感全てが詰まっているのが旅行。旅先で早起きしてスケッチに出かける時のふくらむ期待感。描きあがったスケッチの出来は良くなくてもそこへ行くまでの道や、描いている時の光や音や匂いに鳥の声、描いている時に出会った人達との会話も含めて私の思い出が詰まった絵なのです。15分かせいぜい20分の出来事がビデオに収まっているような感じです。

私の旅の楽しみには食べ物があまり含まれない。それは関心が無いからではなくて、予算が無いから。
今迄だってこれからだって贅沢な食べ物も高級ホテルも無縁ですが、出会う風景は同じです・・・と思っています。幸い出されたものは何でも食べられる歯と丈夫で大きな胃袋があるので「朝たくさん食べたから」とか「お昼にサンマ食べて夜にまたこんな大きなホッケはもう~」なんてことはない。炉端焼きではお隣の男性の真似して残ったホッケの骨をこんがり焼いて醤油をたらして、飲めない私も1杯のレモンサワーをチビチビやりながらガリガリ食べました。

3日目の朝は「勝手丼」添乗員さんの案内で市場に行き、ツアーに含まれている1500円の食事券をもらい丼ご飯を受け取って、あとはお刺身を並べたお店で好きなものを選びます。勝手に選んで乗せるから「勝手丼」です。魚ごとに値段が違うので頭の中で足し算しながら、お店の人にも聞きながら1500円に収まるように乗せてもらいました。今考えればめったに行ける訳ではないのですから少々自分で足しても良かったのにと思います。計算ばかりしていたので600円のウニは敬遠、食べればよかったと今も後悔引きずってます。ボタン海老、貝柱、中トロ、キンキ、ブリ、ハッカクを乗せてもらって予算ピッタリ。どのお刺身も大振りで新鮮で美味しかったぁ。初めて食べた八角のお刺身は200円、とろりとした脂に甘みもありました。ツアー仲間には「なに、それぇ?」って言われたけどせっかくなら珍しいものがいいでしょう。




「勝手丼の店」注文するとお姉さんが乗せてくれます
右下は敬遠したウニ


サンマ漬け丼」窓の外は釧路川、船の一部か見えてます


朝「勝手丼」を食べて昼食は自由食。私はまた魚、サンマのお刺身に味を付けた「サンマの漬け丼」650円を食べました。これも美味しかった。やっぱり私はネコのようです。「もう魚じゃないのがいい」と言っていた方と「まだお腹がすかない」と言っていた方はコンビニのサンドイッチとコーヒーを近くの公園で食べてこちらも「おいしかったわぁ」と。それぞれ満足した昼食でした。

あと食べたものと言えば初日のお昼に帯広で食べた「豚丼」も甘辛味がとても美味しかった。お腹ペコペコで写真撮るのも忘れて食べました。

出されたものと選んだ二度の昼食を食べて・・・食べ物の話はそんなところで・・・おしまい。

これで釧路湿原二泊三日のブログは終わるはずです。
長々お付き合いいただき有難うございました。





日が暮れる ホテルの窓から

釧路湿原二泊三日(新型コロナと旅行)

2020年10月25日 | 釧路湿原旅




◎新型コロナ対策
二泊三日の北海道旅行から帰ってまだ高揚した気分が残っているのに「北海道ツアーでクラスター発生」のニュース。えっ~!。違うツアーだとしても北海道・ツアーと聞けば・・・気になります。
もともと新型コロナの感染を心配して私なりに出かけるのを控えめにしてはいたのですが、そろそろ私もと思って出かけたツアーです。

北海道内のバスは窓際だけ使用、ご夫婦でも離れて座ります。マスク着用はもちろん休憩で降りる度に手の消毒。車内では水分補給以外おやつは禁止でのど飴程度をパクッとは黙認。一日目は7:30集合だったので朝食は5時ごろ、それから13時過ぎの昼食迄おやつも無し(機内で出た飲み物は飲みました)。おやつを食べない日が3日間、その間に4万歩近くを歩いたら1キロ近く痩せました。私の体重増加はおやつと運動不足だったと証明されたようなものです。気を付けさえすれば・・・続けば・・・スリムになれるはず。
大声で話さない、カメラを渡して「撮って」と言うのも無し。
ホテルの夕食は窓に向かって一人の席、隣との間には透明な板。炉端焼きの店へ行っても独り炉端焼きです。炭火の前で煉瓦の壁に向かって両側には遮蔽版。仕切り越しに離れた隣の人と話しながら夕食と言うのは耳が悪い私には難しい。ご夫婦の席はホテルでもお店でも斜めに向い合せのようでした。
朝食のバイキングの時はホテルの方に取ってもらうか、覆いの隙間から小鉢を取る。料理の上にはヒラヒラ透明なシートが揺れて仕切られた隙間から受け取るというのがコロナ時代のバイキング風景です。



ホテルのバイキング 窓際の一人席



1人炉端焼き 牡蠣が焼け過ぎそうで画面の外へ あとは和え物とイクラ丼とみそ汁でした


今迄に参加したツアーでは1人参加者でも食事の時や車内で話をしてツアー仲間と親しくなりました。今回はそうした機会が少なくて、マスクしていると話しづらいこともあってちょっと違う気がしました。
毎朝、持参した体温計で(持参するのです)計り健康チェック表に細かく記入して添乗員さんに渡します。検温忘れ、渡し忘れが多くて添乗員さんが毎朝「まだ出していない人~」「〇〇さん検温してないですか?」と忙しそうでした。
食事と自室にいる以外はとにかくマスクです。大浴場がないことに不満がありましたが、この時期にはマスクを外して大勢で入浴するのは良くないのかもしれないとも思います。そのうちにマスクして入浴なんて笑い話のようなことも起きるのかしら・・・。

どこでも消毒液が置かれてあり、家から持って行ったスプレー式の消毒液の出番は無し。除菌シートを数枚使っただけでした。
注意して過ごしてほとんど密になるようなことはなかったのですが、空港だけは行列ができて密になっていました。それほど利用者が多いのです。いろいろと制約があることは承知の上で出かけたツアー、あと一週間ほどはたとえ風邪でも熱も咳も出ないことを秘かに祈っています。







◎参加者の事
旅行前日に添乗員さんから挨拶や注意事項の電話あり、私が「年齢が上なので心配ですがよろしくお願いします」と言うと「〇〇さんより上の方が結構多いですよ。若い方かな・・・」まさかそんなことはないと思いながらも安心しました。カヌーを漕いで川下りをしようと言う方はある程度は若い方ばかりだろうと持っていました。ところが・・・今回はあまり話をしないのでよく分かりませんでしたが1人参加の女性は82歳だと言われ、もう1人も80くらいではないかといった感じです。男性で一人参加は1名だけでその方は「もう70になったんですよ」と。「70って若いわね」と言ったのは私。まぁ70代が主流と言った感じでした。

広い北海道なのに温泉にも入らずカニも食べず釧路湿原だけを体験するというツアー、これに申し込む方はそれぞれ行き尽くした末の参加らしい。外国へは行けない今なので選ばれたのがこのツアーのようでした。GoToトラベル利用は3回目とか、来月2回予約したとか「次は何処へ行かれるの?」と聞かれて「当分自粛かな~」と私。自粛するのはお財布の方ですが。
いくつになってもツアーに参加できる体力、気力を維持して、後は節約暮らししてなんとか金力もギリギリ保ちたいものだとつくづく思いました。



窓から見えるのはトマムリゾート  トマムにするか迷いましたが釧路で正解!



現地スケッチは昨日まで、今日からは写真を見ながらハガキサイズに描いています。


釧路湿原二泊三日(3)

2020年10月24日 | 釧路湿原旅

2日目 釧路川の夕映え



2日目は午後3時半ごろにはホテルに戻り、夕食で集合する17:20迄自由時間。この日の日の入りは4:35 夕日を見てからホテルに戻ればちょうどいい。

河口までは徒歩で10分かからないくらいの距離。リュックを背負って朝から2度目の河口です。
岸壁に着くとすでに先客が三脚を立てて夕日を待っています。夕日で有名なのは釧路川にかかる河口に一番近い幣舞橋(ぬさまいばし)。パンフレットには世界三大夕日と書かれています。インドネシアのバリ島、フィリピンのマニラ、そして釧路なのだとか。

朝ここへ来た時には漁船は数隻しかいなかったのいに、夕方にはひしめくように岸壁を埋めています。大きな漁船がカッコよくてスケッチ開始。気が付くとすぐ横の船から親方風な男性が眺めているのでつい話しかけました。「朝はここに船がいなかったのですがいつ頃戻って来られるのですか?」「午前3時過ぎに出て10時か昼前までには戻るんだ」と。「何を獲る船ですか?」おばあさんは知りたがりなのです。「イワシだよ。この辺りの船はみんなイワシだね。」「大きな船ですね~」「ひと網で500キロから600キロ獲ってすぐミールにするんだ。飼料用だよ。網に沢山かかるとつぶれるのがあって、臭いでしょう。洗っても臭い」と笑います。確かににおいます。
「あんたどこから?」「名古屋です」「あ~ 向こうの船は愛知から来とるんじゃなかったかなぁ」
釧路沖から千葉県沖はイワシが回遊していて良い漁場なんだとか。面白い話が聞けそうでしたが話していては時間が無くなるとお仕舞に。

日没が違づくと空も水面も光が黄色からオレンジ色を加えてきてこれならきれいな夕が見られそうと思い名所の幣舞橋へ向かいました。橋はすでに大勢の人が夕日を待っていました。世界三大夕日かどうかはともかく燃えながら沈む夕日は素晴らしいものでした。太陽が沈んだ後の夕焼けも期待したのですが空が焼けることはなく静かに暗くなりました。
急いでホテルに戻り、添乗員さんの案内で炉端焼きの夕食にまた河口近くの店まで行きました。
歩き過ぎですがおかげでよく眠れました。






3日目
早寝したので4時過ぎには目が覚めて、身支度と荷物をまとめて出発準備。
5時過ぎ、朝日を見にホテルを出ようとしたら、すぐ前を男性がカメラを提げて急ぎ足で行きます。きっと撮影ポイントに行くのだわと思ってついて行くことにしました。ところがしばらく歩いてから信号待ちをしている間に男性を見失ってしまったのです。まだ薄暗い時間です。仕方がないのでもと来た道を戻り昨夜の幣舞橋へ向かいました。時々思い付きで行き先を変えては失敗する。何度も失敗しているのに懲りないでまた失敗。




3日目の朝 釧路川にかかる河口から2つ目の久寿里橋


3日目の朝は雲が多くて美しい朝焼けは無理だろうなと思いながら釧路川の岸から少し上流の橋をスケッチ。そのうちにうっすら空が染まってキラキラ太陽が昇りました。3日目も晴れです。
夕日や朝日ばかりに気をとられていましたが幣舞橋の上には乙女の像が4体、著名な彫刻家4名による四季の像でした。それぞれに見ごたえのある姿でした。



四季の乙女像「冬」 6:10




まだ少し時間があるのでもう一枚



帰ろうとしたら漁船が帰ってきたので接岸する迄ちょっと見物。
美しい白い船体に斜め上に向かって何本も何かが刺さるように設置されていてトラック野郎のデコトラみたいだなんて思って見てました。あとで検索するとサンマ漁船の集魚灯のようでした。デコトラなんて言ったら叱られそうです。
ホテルの戻って朝食へ。



船が帰ってきた 7:14



最終日3日目は、湿原内の温根内(おんねない)木道へ。2班に分かれてガイディングレシーバーを付けてガイドさんと歩きます。60分のウォークと言っても余裕を見ると歩けるのはせいぜい45分。ガイドさんは樹木ごとに立ち止まって特徴などを手書きのカードで説明・・・聞いても覚えきれないし私は歩きたいのに、勝手に歩いてはいけないツアーの自由にならない所です。湿原の周囲は黄葉が盛りを迎えて朝日に輝いて、芦原は柔らかいベージュ色、眺めているだけで素晴らしい。
もう一つの班はどんどん先に進んで見えなくなり、しばらくして戻って来ると「さ、戻りましょう」と私たちのガイドさん。「私もう少し先まで見たいので急いで行って時間までに戻ってきます」と言うと「一緒に歩くことになっています。どこまで行っても景色は同じですよ」って。心の中でかなり私は怒っていました。長い長い説明の中で記憶にあるのは「そこ!タヌキのフン、踏まないように」だけなのは私だけかしら。
せっかくの自然の中せめて心穏やかに楽しく・・・そろそろ疲れて私の心の余裕がなくなっていたようです。




温根内木道







木道ウォークの後は「釧路市丹頂鶴自然公園」へ。
タンチョウを近くで見られると言っても羽を切られて柵の中に放されているタンチョウ、なんだか・・・
それにバスで走るうちに畑などでたくさん見かけていたので公園の12羽ってやっぱり可哀そうと思います。ここには札幌の修学旅行の高校生達が密でした。例年ならは中国へ行くはずだったのがコロナのせいで道内の旅となったそうです。



ここは密です!


白い点々はタンチョウです 見えるかしら


鶴を見てから昼食の店へ。
バスが着いたのはまたしても2日間で何度も来た釧路川河口近く。
昨日の昼食の牡蠣とサンマから、昨夜の炉端焼き、朝食の勝手丼、この日のお昼に私が選んだのはサンマ漬け丼とずっと魚続きの食事でした。それでも私のあだ名はネコですからいいのです。

その後はもうバスはひたすら千歳に向かって走ります。空は曇って2日前より紅葉が進んだ風景もかすんでしまい半分寝たまま過ぎました。
空港に着いて荷物を預け身軽になったので夕食用に醤油ラーメン食べて保安検査して出発ロビーへ。
往復とも飛行機は満席、私を含めて人々が動き出しているようです。

飛行機は予定通り、千歳空港19:10・・・中部国際空港21:00 その後の電車にも地下鉄にも支障なく乗れたし、地下鉄駅近くの駐輪場にずっと待っていてくれたマイ自転車で帰宅したのは22:50、家も無事、メデタシメデタシでした。

◎北海道内バス移動距離 3日間 836キロ
◎自宅出発~帰宅迄3日間合計 39,103歩 (スマホで)歩けて良かった🎶

これで終わりではなくて、まだ番外編がまとまりましたら続くかもしれません・・・💦

釧路湿原二泊三日(2)

2020年10月23日 | 釧路湿原旅


釧路川カヌーの終点から湿原を望む






旅行2日目は最大の目的地「釧路湿原」へ。
このツアー参加を決めたのは新聞広告で見つけた「初心者でも楽しめるカヌー体験!」と「温根内木道ウォーキング」でした。今ならまだ歩けるしある程度は動けます。その上小さな文字で「初心者は漕がなくてもOKです」とありました。


バスで釧路川のいくつかあるカヌー乗り場の一つ「細岡」まで行き、ここから8キロ先の「旧岩保木水門 きゅういわぼっきすいもん」まで1時間20分の川下りです。
19名が3班に別れてそれぞれガイドが付きます。初心者ばかりの団体用に2艇のカヌーを横に並べて固定してあり転覆の心配がないらしい。私のカヌーは1人参加の5名とガイドさんの計6名。ライフジャケットをつけて注意を聞いていざ乗船。ほんとうは記念写真を撮りたい所ですが、他の人にカメラを渡しての撮影は禁止、添乗員さんに依頼も禁止これもコロナ対策だとか。自撮りの写真は・・・帽子にマスク、ライフジャケットに埋まった姿はまぁなんとも・・・。
釧路川は上流の屈斜路湖から太平洋まで流れる川。風もない晴天、川には波もない。人の歩くほどの速さで流れているという川はガイドさんが方向を取ってくだされば私たちは漕いだり漕がなかったりしても進んで行きます。はじめの予定ではガイディングレシーバーを付けて乗るはずでしたが、危険と言う事で急きょ無しに。この方が鳥の声や水音も聞こえて私には良かったです。



2艇つなげたカヌー カッコ悪くても安全第一で


ツアーお仲間



はるか前方に二組



丹頂が見下ろしている 私達は見上げている



終わればカヌーも車に乗せられて・・・



大きく蛇行する川、その度に変わる景色。遠くに雌阿寒岳、雄阿寒岳の姿が見えたり芦原から丹頂が見下ろしていたりすると漕ぐのを止めては櫂をカメラに持ち替えて写すのに夢中です。「遠くの木立ちの中の塊のようなものはオジロワシの巣です」と言われて眺めていると上空のそれもかなり高い位置に旋回する鳥が2羽、トビよりは大きく見えて「双眼鏡が無いので確認できませんが、オジロワシの可能性が高いです」などと言われると写りっこないのにカメラを向けたりと、忙しい。腕が疲れるほどには漕がないまま8キロの川下りは終わりました。2艇繋いであっても乗り降りする時には少し揺れる。もう少し私の足元が不安になってきたら無理だったかも。とにかく天気も最高で思った通りの楽しい体験でした。
終われば余韻に浸る暇もなく次の場所へ移動、カヌーもトラックに積まれて帰って行きました。


次は湿原を見渡せる「コッタロ湿原展望台」へ。
途中でキツネが道を横切り姿が藪に消えるまでバスは一時停止、私たちは大喜びでした。



展望台への階段 ぜんぶで207段


展望台から望む湿原


展望台までの長い急階段は私の膝には限界を超えそうでしたが、無理して登っただけのことはありました。広い芦原の中を隠れるようにコッタロ川が流れ私が思い描いていた湿原の風景がありました。そしてここはタンチョウが営巣する貴重な場所なのだとか。
ツアーの残念な所はこんなに素晴らしい景色を前にしても予定をこなすために先を急ぐこと。タンチョウには鶴をつけて呼ばず丹頂はタンチョウと呼ぶのだそうです。





昼食会場の道の駅から厚岸湾 この先は太平洋



ここまでで12時を回っていてこれから厚岸(あっけし)まで1時間余り走って厚岸産ブランド牡蠣の昼食との事。
1日目の昼食も1時半ごろ、北海道の人は昼食が遅いのだろうかなどと思ってしまいました。
厚岸の牡蠣尽くしの昼食は秋刀魚の塩焼きもついて美味しかったうえに、生牡蠣は食べられないと言う人の分まで半分いただいてお腹いっぱい。
釧路から東へ50キロ太平洋に面した厚岸湾、雲が出てきて陽射しがさえぎられてしまいこの日も夕日が見られないかと心配でした。
この後3時過ぎにはホテルに戻って休憩となりました。

それからは・・・また次回に…まだ続きます。

釧路湿原二泊三日(1)

2020年10月22日 | 釧路湿原旅

釧路川の朝



10月19日から釧路湿原へ2泊3日のツアーに参加してきました。今回も1人参加です。
釧路湿原は以前少しだけ立ち寄ったことがあり、いつかはゆっくり見たいと思っていたし、NHKの「ブラタモリ」でも紹介されて益々行きたいと思っていました。今回、釧路湿原だけを見に行くツアーを見つけて飛びついたのです。
空港に集まった総勢19名、そのうち1人参加は5名(女性4名、男性1名)年齢層は70代中心と80代も。




 
中部空港出発ロビーにて
左下のクネクネはうっかりペンの試し書きしたあと



1日目
8:30中部空港発、10:10千歳空港着 空港で添乗員さんとガイドさんとが加わりいよいよ釧路へ向けて300キロ余りのバスの旅。黄葉の盛りを迎えた日高山脈を越えて広々と北海道らしい十勝平野を走り抜け釧路のホテルへ。途中の帯広で昼食をとり釧路に着いたのは真っ暗になった5時過ぎでした。夕焼けが美しいと言われる釧路なのに・・・それに晴れているのに満天の星と言うほどでもないのもちょっと残念。
残念でも何でも前夜はよく眠れず朝5時40分に家を出てからの長旅、夕食のフレンチフルコースをいただいたら早々と寝てしまいました。




昼食で立ち寄った帯広駅前(裏かも)



2日目
目が覚めると4時過ぎです。2日目のホテル出発は7:45なので7時までにホテルに戻って朝食をとれば2時間以上の自由時間があります。日の出は5:42、ちょうど間に合う時間です。身支度を整えて5時前に港に向かって出発、気温は4℃。テクテク歩いているうちに辺りは少し明るくなってきて釧路川の河口近くに出ました。両岸の所々に漁船があって港らしい風景です。岸壁の船を繋ぐための係船柱(ボラード)に腰掛けて日の出を待ちながらスケッチ。この柱、腰かけようとしたら夜露でびっしょりなのでタオルを敷いて座りました。冷たいし。
右手河口側は西、左手東は夕日の名所幣舞橋(ぬさまいばし)が見える場所でした。
スケッチを始めると日の出前から刻々と変わる光と色のショーはいつもながら私の手のは負えないけれど、寒さなんか忘れて夢中で眺める時間は特別です。時々クォークォーともギャァーとも聞こえるカモメの大声に「描かなきゃ」と思い出してはまた見とれて・・・素晴らしい朝でした。





釧路川河口 正面の防波堤沿いに右に曲がれば太平洋





日高の山の黄葉 車窓から


十勝平野 車窓から


この後はホテルで朝食をとって今回の旅の一番の目的釧路湿原へ出発しました。
続きは、また次回に。

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