折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

自転車 OK!

2025年01月10日 | 果物


ラフランス



退院して以来初めて1月7日に病院へ行きました。診察の結果は回復は順調でこのあと半年もすればお腹の中は落ち着くので「無理をしないように」とのこと。回復順調ならば気になっている自転車禁止はどうなんだろうと恐る恐る「あのぅ 自転車に乗るのは・・・」と聞けば「自転車、乗ってもいいですよ。ちょっと痛いかもしれないけど、無理しなければOKです」って。まだ禁止と言われた6週間は過ぎていないけれど、乗ってもいいって!嬉しかったです。

病院から帰った日は夕方6時を過ぎて暗くなっていたので翌朝、自転車の空気をしっかり入れて電池をセットして車体も丁寧に拭き上げてちょっと試し乗り。35日ぶりの自転車は出だしはゆっくり慎重に、そして普通に漕げばいつものように動いてくれました。この日はちょうど今年最初の教室のある日、画材など荷物が色々あるのでタクシーを頼むつもりでいましたが令和7年の初乗りで出かけることが出来ました。

自動車を持たない私にとって自転車って素晴らしく便利な物。魔法の絨毯か孫悟空のキントウンかと思うほどです。教室のある場所まで行くにはバスと地下鉄なら2度の乗り換え。それが自転車なら荷物を積んでゆっくり走っても15分。図書館だって重い本を6冊借りても自転車なら大丈夫。雨や雪や大風の日でなければ早くて楽です。乗ることが出来なかった期間があったので一層便利さ有難さを感じます。
内科の主治医の先生は「そろそろ自転車は止めた方がいいですよ。転ぶと大変なことになりますよ」と言われますが、まだ、もう少しの間(いつまでか?)は乗りたいと思っています。
でも、運動を兼ねてちょっとした買い物はカートを引いて歩いて行くつもり・・・です。





ラフランスと生ハムで 祝自転車復帰!乾杯!!!でした。

 

探し物が見つからない

2024年12月15日 | 果物


マイヤーレモン




私は時々物を無くす。探し物は見つかるまでのイライラがたまらなく嫌なのにまた無くす。それならば決めた場所に正しく置けば・・・分かっていてもそうはいかないのが私なのです。

先日また探し物、それは入院費用などを保険会社に請求するための病院の領収書。まだつい最近入院関係の書類は整理して必要な物は纏めたのに肝心の領収書だけが見つからない。ひょっとして不要な書類と一緒に資源回収の「雑紙」の袋に入れたのかもしれないとひっくり返して1枚ずつ調べても、無い。棚も本箱も引き出しにも・・・ない。こうなると昼食の時間になっても食欲まで無くなってくる。

最後の手段は苦しい時の神頼み、仏様頼みとなって仏壇のご先祖様や夫に聞いてみるも夫からの返事は「いつも決まった場所に置かないから…」と渋い顔が浮かぶばかり。もう仕方がないと気分転換にパソコンでAIに聞いてみました。
「探し物が見つからないのです」と私。AIは即座に「・先ずは落ち着く ・頭の中で状況を再生する ・いったん探すのを止め時間を置く 等など」優しい言葉で対策をいくつも示してくれました。

時間を置くというのはいいかもしれないと、昨日換えたばかりの仏壇の花を新しくする。これは仏様頼みでもあるけれど仏花用に花壇の花を切り、ついでにメダカに餌をやり外の空気を吸えばちょっと気分転換になりました。気分が少し解れたところでAIに言われた「状況を再生」・・・そこでアッと気づいたこと。あの時領収書はコピーを取るつもりでコピー機に・・・大急ぎでコピー機の蓋を開けてみるとそこに領収書がピタリと隠れていました。次々に思い出すあの時のこと。あの時コピーしようとしたら義姉さんが来て長い時間話して行かれたこと。長く座ってお尻が痛かったこと。その後で領収書以外は棚にしまったことなどすっかり思い出して・・・ヤレヤレと、力が抜けました。

見つかったのは仏様のおかげか?AIのおかげか?どちらにしても涙が出るほど有難い事でした。
仏壇には新しい花を丁寧にお供えして、報告とお礼を言いました。パソコンのAIに「探し物は見つかりました」と言えば「見つかって良かったですね また何かあればお手伝いします」って。

もうこんなイライラはご免です。決まった場所にきちんと置こうと今は心に誓っています。



しばらくブログお休みします

2024年06月14日 | 果物

いただいた山形のサクランボ



すでにお休み続きのブログですが、この頃は特にアップすることが何も思いつかないのです。何か書かなくちゃ…と悩むより、書きたくなるまでお休みすることにしました。特に体調不安があるわけではなく、ヤル気がないだけの事、皆様の所へは伺う事もあるかと思います。早めの夏休みと思って、しばらくのんびり暮らすことにします。




先日友人宅でいただいた枇杷



皮ごと食べられ種なし オーストラリア産のブドウ



鉢植えの二番花「空蝉」
果物ではないけれど・・・


畑の応接間

2024年06月05日 | 果物

頂いた枇杷




親友のご主人から「今年も枇杷の季節が来ましたよ」と誘っていただきました。隣の市の郊外に住む友人は年々記憶が衰えて来ていますが、今年も私だと分かって名前も覚えていてくれました。

JRの駅までご主人の運転で迎えに来ていただき、彼女の家まで行く間にスーパーでお弁当を買うのも毎年の事になりました。家に着けば家の前の畑に直行。畑の中にパラソルを立ててテーブルと椅子を置いて「畑の応接間」です。周囲には田植えが終わったばかりの水田が広がり水を渡って吹く風は涼しくて気持ちがいい。そこに時々カエルの声。パラソルを立てた周りは家庭菜園と言うには立派なスイカの畝、里芋の畝、ナスにトマトにサニーレタスは薹が立って花が咲きそうな畝などもあって明るく豊かな応接間です。




パラソルの下で 友人はいつも華やかな服




「50年前に植えた時は50センチくらいだったけどね」家の前の大きな枇杷の木は実がたわわです。「袋をかぶせないと鳥がつついてね、かぶせない方が甘いけどね」とご主人。高い木の上の方からも枝ごと切って「さあ枇杷の食べ放題!」とお楽しみの時間です。友人は座っているだけでしたが食欲は十分なので、枇杷とお弁当をいただきながら繰り返す思い出話。高校時代の記憶は残っていて「そうそう…そうだったよね~」と。アルバムを見れば思い出すことも多く、まだ大丈夫と思えました。

帰りもJRの駅まで送っていただいて、車から手を振り遠ざかる彼女を見送りながら来年もその次の年も畑の応接間でおしゃべりが出来たら・・・それには2人と同い年のご主人も共に元気でいなければ、ずっと元気でいたいと思った1日でした。



彼女の家の近くから遠くに名古屋駅のビル群が見えました。(写真ではよく見えないけれど)
わが家からは私鉄・JRと乗り継いで駅まで迎えに来てもらいずいぶん遠くまでと思ったのに意外と近かった。



お土産にいただいた枇杷は傷みやすいので コンポートにして少しゼリーにも。これは私には珍しいことです。



できるかなぁ・・・

2023年11月13日 | 果物

渋柿




時々立ち寄るカフェ、と言っても中で何かをいただいたことはありません。看板に小さくCaféとありますが・・・入口を覗いても鉢植えの植物が茂っていて、よくわからない店です。通りかかりに店先に無農薬の野菜や花の苗が並んでいる時にだけ寄ってみます。先日は店の外に置かれた箱の上に「ご自由にどうぞ・5個100円」とあり横に招き猫の貯金箱が置かれていました。箱を覗くと形はいびつで傷ついたナスと細いニンジンが沢山あり私はナスを5個いただいて招き猫に100円。郊外や里山などではよく見かける無人販売ですが、街中では見かけることはありません。

先日は紅と白の大きな蕪が3個袋に入って100円、葉は切ってありましたが根っ子が細いひげ根まで残っていて、絵のモデルにいいかなと買いました。その横にはヘタに小さな枝の付いた柿が「干し柿用・渋柿です」と書かれて山盛り。手作り干し柿・・・作ってみたいと思っていました。以前、5個ほど試しに干してみたら、初めはまぁ美味しかったのに次第に固くなりカッチカチ・・・あの時は干し過ぎたようです。



左端にあるように1個ずつ丁寧に袋に包まれていました
包丁で皮をむき、ヒモでしばり、熱湯で5秒消毒して吊るす


ちょうど暑い秋が終わって寒波到来の予報。チャンスです!今回は練習用に30個買いました(その中で数個は絵のモデルに貰われて行ったので残りは26個)。ネットで作り方を検索して、皮をむき紐をかけて2階の物干しの竿に吊るす。今朝はこの秋1番の冷たい風に揺れていい感じ、この先数日は晴れの予報です。日当たり具合もいいなぁと下から眺めているとお向かいの屋根から「カァーカァー」とカラス。「これは渋柿だからねっ!」と言ってみても聞こえたかどうか。街中で干す柿は近くを走る高速道路からの排気ガスの影響もあるかも、それだって干し柿を食べ続けるわけではないし、自分で作って自分で食べるのですから気にしないことにします。
先ずは毎日眺める楽しみが増えました。もし、もし、うまく出来たらうれしいですし・・・。





「変化朝顔」咲きました

2023年09月15日 | 果物

いただいたイチジク




ブログアップしないままの1週間でした。13、14日と予定がありその前の12日にアップするつもりで何とか書き上げてプレビュー画面をチェックしようとしても表示さず何度か試すうちにタイトルだけ残して記事がすべて消えました。何がどうなったのかわからず、ガッカリ・・・もう一度初めからと言う気になれずにそのまんま。

パソコンの機嫌が悪い日はあっても、私はいつも程度には元気でした。
先日、兄嫁さんが「ちょっとお喋りさせて」とイチジクを手土産にやってきました。それが今日の見出しの絵。6月に兄が逝ってから時々電話でもおしゃべりしていますが「聞いて欲しい事があって・・・」と尋ねてくることも度々。以前は滅多にないことでしたから、寂しくてたまらないのだろうと私は「うんうん、そうねぇ」と。そのほとんどは時間が経って気持ちが落ち着けば解決するだろうことばかりです。

しばらく話して帰り際に、玄関前の鉢植えの「変化朝顔」に気が付いて「これ いい花だよね」と眺めていきました。この花は兄が倒れる数日前に「おまえが好きそうな花だぞ」と沢山の苗の中から選んでくれたものです。枝の仕立て方などは分からないので伸び放題に延ばしてとにかく花だけは咲かせたいと気を付けて8月下旬から咲くようになりました。確かに私の好みの花もあるのですが、花とは気づかず撮り忘れてしまった何とも奇妙な花もあります。ほとんどの変化朝顔は種が出来ないらしいのでこの花たちも今年限りで思い出の花になります。




「正木姫」花の直径4センチほど


「黄柳葉 撫子咲」


「黄針葉」花は桔梗のよう





よいお顔の人

2023年08月22日 | 果物

黄瓜と梨
キウリは戦後の焼けあとの畑で父が作ってくれた想い出のウリ
甘いものに飢えていたのでこのキウリとサトウキビは夏の楽しみでした



先日お墓参りから帰って玄関のカギを開けている時、後ろから「お帰りになったばかりのところすみません」と声を掛けられました。若い女性と連れのシニアの女性、ともに優しそうなとても良いお顔の方達でした。そのうえ丁寧な言葉使いと、聞きやすいトーンの話し方。首には身分証らしいネックストラップ。「〇〇の証人の者ですが・・・少しお話を」と。私は今墓参りから帰ったばかりですし他の宗教に全く興味がないことを伝えてお断りしました。お二人はそれ以上無理押しされることも無く帰って行かれました。

ずっと昔、近くにある新興宗教の教会へ通われる一家が毎朝家の前を通られました。いつもニコニコ話しながら仲良く歩かれる姿を見て夫と「あんないい顔でいられるならあの宗教もいいのかもしれんね」と言い合ったものです。でも私たち夫婦は信じ切ることができない性格もあってそこへ入信する気等はまるでおきませんでした。それから幾十年も過ぎてあの時の子供らしい方が優しい顔のおばあさんとなり一人で通われるのを見かけます。きっと心穏やかな暮らしをされて来たのだろうと勝手に想像しています。

色々問題もある宗教もあるけれど、誰もが心が穏やかに暮らしたいという願いは同じはず。穏やかで優しい顔をしていられる暮らし・・・それなら私は?と、鏡をのぞくとそこにいるのは・・・随分歳をとったおばあさん。シワやシミは仕方がないけれど少しは良い顔をしてなくちゃねぇと鏡の中の私に言いました。若い時はしょっちゅうイライラと気持ちが尖っていたので古い写真を見ると優しくない眼をしています。今は特に深刻な悩みも無いのですから、せめて顔だけでも穏やかでカワイイババさんでいなくっちゃ!ならなくちゃ・・・と。


健康記事の切り抜き

2023年08月18日 | 果物

「ワッサー桃」



昔々クーラーのない時代には夏になると食欲がなくなり毎年3キロ近く痩せました。ですから食欲の秋が来て少々食べ過ぎても1年を通してみればそんなに体重は変わりませんでした。が、エアコンの登場で冷房の快適さに食欲は落ちず体重は積み上がり・・・今の体形?となりました。


新聞に「フレイルを防ぐ ずっと健康に」という3回続きの記事があり3回目は「桜えび入りのチヂミ」です。「加齢とともに食べる量が少なくなるため、一日三食で必要な栄養を取れない場合は、間食で補いたい」とあり、チヂミをおやつにも勧めています。加齢により食べる量が少なくなるって…そんな~と言うのが私の感想。私にとっては毎日毎食が食欲との闘い(ちょっと大げさか)。肉も魚も揚げ物も御飯も麺も甘いものも何でも好き!別腹もいくつもあっていくらだって食べられるけれど健康の事を思えば控えて押さえて、我慢して。でも、歯も胃腸も丈夫で食べられることは有り難いことだと思っています。年をとっても必要なのはたんぱく質にカルシュウムそれから・・・あれとこれと推奨されるものを食べたら、カロリーは多過ぎるかもねぇと、悩みながら美味しくいただいています。




新聞に特集される沢山の健康記事「フレイルを防ぐ ずっと健康に」「100歳まで歩ける足活」「スロトレとストレッチ」等など、切り抜いて気が向いた時にファイルから引っ張り出して気が向いただけ続けています。きっちり決めて行うという几帳面さは無いけれど古くなった身体は多少でも動かせばそれだけでも長持ちするような気がします。朝の散歩と切り抜きを見ながらのストレッチ、続けたいと思っています。



ワッサー桃をカット
長野県須坂市生まれの桃とネクタリンの自然交配種で優しい甘みと果肉はサクッと歯ごたえがある




カエルの声とおしゃべりと

2023年06月11日 | 果物




少し前のこと、隣の市に住む高校時代からの友人Sさんのご主人に「枇杷の食べ放題に来ませんか」と誘われて出かけました。Sさんの家の前は水田が広がり、前回訪れた時は稲刈りが始まった日でしたが今回は田植えが終わったばかりで田には青空が広々映っていました。水田の脇の畑に日よけのパラソルを立ててお昼をいただきながらおしゃべりしていると、突然聞こえた「ケロケロケロ」に「あらっ、ちょっと静かに・・・カエルが鳴いてるっ!」と言う私に「カエルが珍しいの~?」と笑われました。長閑なカエルの声と田を渡ってくる涼しい風。ご主人が枝から採ってくださった枇杷もお昼もいただいてよく食べよくおしゃべりしてSさんは元気でした。少しずつ記憶が消えてきているSさんは前回はお喋りの途中で「あなたどなたかしら?」と聞かれたのに今回は会った時から「ネコちゃん」と分ってくれました。高校時代の想い出は消えずにはっきり残っているので卒業アルバムを開いては話が弾み、いつもの電話での長話とは違って顔を見ながらの会話は話に広がりがありました。

絵のモデルにしたいとお願いして枇杷やブラックベリーの枝を切っていただいて、昔彼女が作ってくれたハーブティーが美味しかったと言えば畑からレモングラスやアップルミントを摘んできて爽やかなハーブティーがテーブルに並ぶ。動かれるのは全てご主人で彼女はお喋りしているだけ。亭主関白だったわが夫と比べても・・・これは仕方がないことですが、優しいご主人に包まれて彼女は少し元気になったのだろうと思えました。帰りの電車の中で、まだまだ・・・この先もずっとおしゃべりしたいから、私を忘れないでよねと思っていました。




ブラックベリー

竹・花から実へ

2022年10月15日 | 果物

秋の実



新米も果物も美味しい季節になりました。それは大歓迎ですが、家の小さな庭に植えた10本ほどの細い竹(トウチク)に花穂がついてい実になり「豊作」のようで眺めてはこれはどうしたものかと。春に花が咲いた後の穂が伸びて熟した穂はバラバラと散ります。これを蒔いたら竹が生えるのかどうかはわかりません。子供のころから実家にあって私が結婚した時株分けして持ってきたのもですが、こんな実を見たのは今回が初めてのこと。昨年も3本に花が咲き、夏ごろには幹が色あせてきてタケクマバチが丸い穴を開けたりしていました。この竹は葉もみすぼらしくなって秋の枝打ちの時に根元から切っていただきました。今年は全ての竹に花が咲いて穂が実っています。いつもの年なら夏には覆いかぶさるほど葉が茂るのに今年はさっぱり伸びませんでした。竹は根っこが庭中全て繋がっているということなのでどれも同時に花が咲くのだとか。脇から出た低い笹のようなのにも花穂を付けています。少々葉の色が変わってきた部分もありますが、あまり葉の色も幹の色も変わらない。この先はどうなるのでしょう。秋の枝打ちをお願いした日はもうすぐ。切ってもらうしかないのか・・・復活はやっぱり無理か・・・。




長く伸びた竹の穂


風が吹くと実はバラバラ散る

この竹の親元、私の実家の竹はもうありません。「どこへでも根を張るから、竹は止めた」とのことで竹のあった場所は駐車場になってアスファルトに覆われています。



2度目が本番 咲き始めたキンモクセイ 10/15






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