折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

植木鉢のサクランボ

2023年04月28日 | 





数年前、花屋さんの店先に赤い実を付けた鉢植えのサクランボがありました。キラキラ光る実が可愛くて衝動買い。自転車に積んで帰りました。このサクランボは一鉢だけでも実を付ける種類です。ところが翌年は花が咲いても実らず、その次の年からはせっかくついた実もほとんどが落果。赤くなるのはほんの少しでした。その少しの実を鳥が狙っていて赤くなれば一瞬でなくなる。たいして実らず花もほんの一時、葉に虫はつくし場所ばかり取るし・・・「もらってくれない?」と声をかけても誰も欲しがらない。とうとう庭の隅っこに押しやっていました。そのせいか中心の幹は枯れてしまいましたが、下の方の枝が育って今年はたくさん花が咲きました。その後は落果も多いながら結構残っているので大げさに鳥よけネットを掛けました。ネットを掛けるときにも触れればバラバラと落果、どうしてこれほど落ちるのか?と今頃になって検索してみました。

「サクランボの実が落ちる」と検索すると「生理落果」とありました。自分の体力に見合った量だけの果実を残すためにそれ以上の実を落とす。そのほかにも「養分不足」でも、と。サクランボは開花して実になる期間が短いため前年の養分が大切であり木の生命存続優先で余計な実は落とすらしい。と言うことは落果するのは放って置いた私のせい。黙っているけれど生きてゆくために木も色々考えているらしいことはわかりました。一目惚れして連れ帰ったのですからもう少し大事にしなくちゃと思います。今年は少し大きな鉢に植え替えて肥料もたっぷりやり元気にして良い嫁入り先を探すことにしましょう。



3月7日

4月20日

4月23日

4月28日
モデル用に枝を切ったり、時々つまんで食べて残りはこんな感じです
今日は真っ赤になって普通のサクランボよりは少々水っぽいものの甘くなりました






バラが咲いて初夏へ

2023年04月23日 | 

4・23 今年初めて咲いた「空蝉」
バラスケッチは毎年苦戦中・・・



ブロ友さんの記事で知ったバラの「空蝉」、何とも素敵な色です。・・・ブログで見て一目惚れしても花屋さんには売っていなくて数年前ネットで買いました。バラ育て1年生が扱うには気難しいバラらしいのですが、何とか今年も咲きました。1月に植え替えた時、幹に白いカイガラムシを発見。それからは注意してカイガラムシ退治。気になって仕方がない子です。昨年失敗した挿し木を今年も挑戦して兄弟を増やせたらいいなとも思っています。他の3鉢と合わせて今はまだ4鉢だけのバラでも私の庭に初夏を運んでくれました。











お休み続き・・・

2023年04月20日 | 

ベニツメクサ



このとろブログ更新をしないまま過ぎています。体調不良でも忙しくてというほどの事もなく、ただ何となくブログにアップすることが思い浮かばないのです。時々やってくるナマカワビョウでしょう。ぼんやりしているうちに藤やツツジ、新緑の季節になってしまいました。


春のレンゲの花をわが家でも見たいと思いネットで種を買い小さな鉢に蒔きました。時期が悪かったのかあまり大きくならずダメかなぁと諦めかけていたら4月なかばになってヒョロヒョロと咲いてくれました。小さなピンクの花、子供の頃を思い出す懐かしい花に出会えました。小さな小さなレンゲ畑です。来年はもう少し大きな鉢に蒔いて楽しもうと思っています。




初夏の楽しみはもう一つ、4鉢だけの鉢植えのバラ、赤い花弁がのぞいてもうすぐ開きそう。一日に何度も庭に出て眺めては「うん、いい子いい子」と。バラが咲けば気分転換、ゆっくりゆっくりですが・・・またブログを更新したいと思っています。




さくらそう展

2023年04月12日 | 名城公園


名城公園フラワープラザ前にて


今年も名城公園フラワープラザで「さくらそう展」が始まりました。 11日~16日(日)まで 9:00~16:30(最終日は16:00) 出展するのは「名古屋さくらそう同好会」兄ともう一人の男性と二人だけの会です。それぞれ50鉢ずつ。 同じ種類の花でも二人では育ち方が微妙に違う。兄のは逞しく、もう一方はすらりとした美人さん。「肥料の違い?」と聞けば「いや土が違う。僕のは赤玉土を入れるけどあっちのは入れんらしい」と。同じ株から八重咲が出たり一重が出たり、中には花弁のない「無弁花」なんていう種類もありました。日本の桜草です。






昨年末から兄は体調不良で入退院を繰り返し体力が落ちました。義姉さんに「今年はさくら草は休みにしたら」と言われても「そうはいかん」と2月初めの苗の植え替えも頑張って仕上げ、少し数を減らしたと言いながら自宅の庭には今年も100鉢以上のさくら草。淡い色があふれています。








花弁が無い「無弁花」 ↑



さくらそう展の会場を歩きながら1鉢1鉢説明してくれて、身体は一回り小さくなった気はしますが顔色も良くなって元気そう。 春には桜草を咲かせなければ、二人だけの会も続けなければ・・・これが元気の源。来年の「さくらそう展」の頃は90歳。まだその前に夏の名古屋朝顔展、秋の名城菊花展と続いて病んでいる暇はなさそうです。


グリーンプラザの前の花壇はチューリップが満開 4/11


自転車用ヘルメットどうしよう

2023年04月08日 | 

ペチュニア

 

 


2023年4月1日から道路交通法で「自転車の運転者は、乗車用ヘルメットをかぶるよう努めなければならない」となりました。努力義務だそうですが、今のところ街中を走る大人、特に女性のヘルメット姿はほとんど見かけません。
以前にも買った方が良いかもと店に出かけたこともありますが、ババさんがかぶりたくなるようなデザインはありませんでした。それでも今回は努力義務とあればいよいよ買おうかとネット検索してまぁこれなら仕方がないかと妥協できるデザインの物を注文しました。配達予定は4月6日。それが4月に入ると「発売予定が7月28日に変更」とメールが来ました。それではいくらなんでも遅すぎるのでキャンセルし、他を探していると愛知県警のホームページに「自転車乗車用ヘルメットカバーと型紙」の記事発見。
検索結果 - 愛知県警察

「ファッションデザインを学ぶ名古屋学芸大学の学生に、おしゃれなヘルメットカバーと型紙を作成していただきました」と。ヘルメットにかぶせれば日よけ帽にもなりこれからの季節にも使えそうです。とは思うものの作るには布マスクほど簡単ではなさそうで、すぐに取り掛かる気にはならなくて・・・。
それからモノタロウでもっと簡単な手持ちの帽子の内側に入れる簡単ヘルメットを見つけて、買ってみました。
谷沢製作所・布帽子用ライナーバンピーノ・ポリエチレン製・299円

 

 

帽子の中に入れれば完成!
届いたものは確かに私の帽子にぴったりで、これで安心と思ったものの、少しぶつけたくらいならこれで行けそうですが、事故で強く当たったらどうなんでしょう。これでも「ヘルメットかぶってますよ」とは言えるかもしれないけれど、本来の目的からは外れているような気もします。やはり本格的なヘルメットに手作り帽子となると仕舞いっぱなしのミシンも調整しなくては。でも、もう少し待てばママさんもババさんもが必要となれば、マスクがそうだったように色々なデザインのものが街にあふれるようになるのではないかしら、それまで待つ・・・この考えが一番簡単なのですが。あ~あの時買っておけば、等と言うことが起こらないことを祈っています。



桜の京都へ(3)

2023年04月01日 | 京都

小倉池



竹林の道で遅くなった気がして休憩なしで急ぐとトロッコ嵐山駅に集合時間の40分も前に着きました。じっとしていては時間がもったいない。駅近くの小倉池を見に行き枯れ蓮と遠くに見えるきれいな桜をハガキにスケッチ。地図で見ると遠くのきれいな桜は常寂光時あたりのようです。
それからふと左手を見ると神社があるようで、行ってみました。そこは「御髪神社」とあり昭和36年創建の日本で唯一髪の神様をお祀りする神社でした。髪に悩みを抱える人や理容美容関係の方に崇拝されているとか。少々薄毛に悩む私は呼ばれたような気がして丁寧にお参りしました。そのあと神社横で記念の一枚。




御髪神社



最後はお目当てのトロッコ電車乗車です。トロッコ嵯峨駅からトロッコ亀岡駅まで7・2キロの観光列車で、私たちのツアーは途中のトロッコ嵐山駅から亀岡駅までの20分間の乗車です。5両編成の5号車は窓のない車両ですが私たちの席は窓にガラスがありちょっと残念。全席指定でこの日は満席。車窓の左側から右側へと変わる保津川の流れと萌え始めた周囲の山々と桜・・・美しい風景でした。



トロッコ嵐山駅・まだ皆さん集まっていない時間


トロッコが来た!


保津川

終点で下車すればこの日の予定は全て終了。後は順調に7時過ぎには名古屋まで帰ることができました。


春真っ盛りの観光地の人気スポットへ出かければ人が多いに決まっています。ゆっくり見たければ場所と時を考えないとと反省でしたが、嵐山から歩いてもかなり色々行くことができるとわかったのは大収穫。実際に歩かなければ今の私の足で歩けるかどうかはわからないことです。自由に歩きたいのならツアーではなく自分で・・・いつか行く旅の参考になりました。

今回のツアー参加者37名の内私と同じ1名参加は6名(内男性1名)、いつのツアーも1人参加さんは個性的な方が多くて、私の隣の席は多分60代前半の方。車中ではずっとスマホを操っているか居眠り。嵐山の自由時間も「50分も前に着いたので待ってた」とスマホ眺めて過ごされたようです。トロッコ駅で別の方は「今日はもう1万3千歩あるいた。あなたは?」と言われて歩数計を見ると「私は8800歩」「少ないわね」「私座ってスケッチしてたからね」と言っていると、いつもスマホを見ている彼女は「7000と少しだわ」と。そんな話に全く加わらずトロッコに乗っても座らずにバチバチ写真を撮っている方も。旅の楽しみ方も色々あっていいし、他人から見れば一番変わっているのは私だろうとも思います。
今回もコロナの影響はまだ続いていてバスの最前列(4席)は空席、これは決められたことではなくてお客様から「ガイドさんとの距離が近いから間をあけて欲しい」と要望があるからなのだとか。気になるなら乗らなければいいのにと私は思うのですが、人それぞれ、色々な考えもあるんだといろんな場面で思ったツアーでした。
何かと思うようにならないこともありましたが、ツアーを申し込んで1か月近く楽しみにした時間も含めて良い時間になりました。




これで「桜の京都へ」は終わります。
お付き合いいただきありがとうございました。

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